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#4. 【元社会人留学生】脱サラしてまでフランス留学を決めた理由

初回投稿#1に書いた通り、フランス留学を決めた理由をまとめたいなあ、と思っていたので今回実現させることにしました。 

今回のテーマはタイトルそのまま。
「脱サラしてまでフランス留学を決意した理由」


生い立ち

改めて、簡単に生い立ちを紹介させてくださいまし!
愛知で幼少期から高校生までを過ごし、関西の大学に進学。経済学を専攻しながら、第2外国語としてフランス語を勉強し始めました。この段階ではフランス語おろか、英語も話せませんでした。

在学中に海外に留学したい!と考えていたこともあり、英語圏ではなく、フランスLyonに8ヵ月間留学。帰国後、語学試験のDELF B2にぎりぎり合格しました。フランス語を本気で勉強したお陰もあり、帰国後にTOEICを受けたら、スコアが200点上がっていました。

大学卒業後すぐにフランスに戻りたい気持ちもありましたが、新卒切符を使って日系メーカーの海外営業部に3年間勤務することに。
TOEICの点数は上がっても英語で仕事をするには全くもって不十分でしたので、一旦フランス語は忘れて、死ぬ気で英語を勉強しながら働いてました。
アメリカ人との初会議で発言を求められた時は質問内容も分からず、凄く辛かったのが今では良い思い出。
担当地域は中南米でしたので、3か月に一度は中南米各国に出張して約2週間は現地の子会社メンバーと働く生活をしていました。仕事の結果も出始め、メンバーとも良い関係が出来つつあり、それなりに充実した生活だったと思います。

そんな中で、会社を辞めてフランスに留学することを決めたのは以下の3つの理由がありました。

理由➊: 「手に職」みたいな専門性が欲しい

営業職で3年働いた結果、営業パーソンが出来ること&出来ないことが少しだけ分かりました。営業職は商品を生み出すことは出来ないんです。
目の前で困っているお客さんがいるとして、営業職が出来ることは「既存の商品群から最適な解決策を提案すること」。その商品群に解決策が無ければ、開発チームに依頼をして商品を新たに生み出す必要があります。

働く中で自分は、新しい解決策を生み出せる人間になりたいと感じました。しかし、その目標実現のためには文系の経済学部では何もできません。そこで理系の学部に一度戻って、改めて研究・開発職への道を模索することにしました。

理由➋:海外でガッツリ働きたい

生い立ちでも触れましたが、出張ベースで海外で仕事していて、自分にはこれが凄く楽しいと思えました。文化も言語も違う人と共通の目的に向かって仕事をしていく。出張ベースではなく、いつかは海外に滞在して働きたいと思うようになりました。

理由➌:英語に加えてフランス語も磨きたい

働いていた3年間は、フランス語から一旦離れて生活をしていました。
たまーに留学時代のフランス人の友達と電話をすると、簡単なフランス語すら忘れてしまっている自分に悲しくなりました。学生時代に費用と時間をかけて習得したのだから、簡単には失いたくない気持ちが強かった。

最後に

3つの理由を礎にして、今は調香師になることを目標に、化学学部1年生としてパリで生活をしています。3年掛けて化学学士を取得した後は調香師の専門学校に2年行き、キャリアを再スタートさせる計画です。

家賃は高くて口座残高は減っていく一方ですし、シャワーも狭くて窮屈。
安定した収入も無く、日本での快適な生活とは程遠いですが、自分の決断に後悔はありません。自分のしたいことが明確になりつつあるので、どれだけ過程が辛くてもフランスに来た理由を見失うことはないと信じています。

さて、来週は化学の中間テストがあるので机に戻って勉強します。
ゆったりした週末が懐かしい&羨ましい。。。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
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それでは皆さん、今週もご機嫌よう!Lol

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