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線香花火

病気のせいで記憶が曖昧になってしまう。

自分が誰か分からなくて、
自分が何をしたか分からない。

歌詞を書いてみた。
本当に久しぶりで、同時に曲も作ってみた。
この夏の「想いで」は忘れてはいけないと思ったから。
形に残るものにしてみた。

記憶を瓶に詰めるみたいに、
逃げないように封をして、

きっと音で繋げられる
記憶の破片を音で繋げて
忘れないように、大切に。

線香花火みたいに、
記憶の寿命なんて短いから、

線香花火みたいな曲を作った。

短い言葉で簡潔に、あとは音が教えてくれる。

下手くそでいい、きっと思い出せるから。

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