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どこまでも行ける67カメラ、憧れのマキナがきた!

【距離計の不調が起き修理代が捻出出来ないため手放しました。】

プラウベルマキナ67。位置づけとしては少しむずかしいカメラですが、理想を追い求め生まれたとても良いカメラです。

まーーーーたカメラ買ったネタです。どちらかというと浪漫よりは実用で買ったカメラが手元に来ました。旅行用に中判カメラがほしかったんですよね。昨年末ハッセル500Cを持って原付に乗りながらウロウロする日帰り旅行行ったんですが、やっぱり大きすぎて取り回しが非常に悪かった。今回はそれの反省で購入したカメラです。

似た意匠のカメラにMamiya7とFujifilm GF670がありますが、Mamiya7は高すぎる上にレンズ部が出っ張り少し大きい、GF670はサイズ感では合格でも値段も高く電子制御部が多すぎて抵抗感が有ったためです。

マキナは蛇腹劣化問題を孕んでいますが、まぁ、僕が使っているうちくらいは大丈夫でしょう、と楽観視。

カメラ眺める

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マキナは1978年発売の67サイズのレンジファインダー式カメラ。67なのでそれなりにサイズは大きいのですが、驚くのはその薄さ。蛇腹を折りたたんだ状態だとボディだけの薄さになり、3-4cm程度の薄さになります。ライカと比べても同じくらいに見えるサイズ感です。お弁当箱みたいな雰囲気。

このマキナはメイドインジャパン。

プラウベルっていうドイツのメーカーが昔あったそうで。1975年日本のカメラ屋「カメラのドイ」がプラウベル社を買収。最終的にコニカにボディ製造を委託、レンズはニッコールを供給してもらうことに。コニカC35とかが同世代なので質感もなんだか似ています。近代的なオーラを感じる良いボディです。

67でニッコール使えるのが良いですね。僕自身はニッコールへの思い入れみたいなものは全く無いんですが、このカメラのニッコールは結構いい感じです。

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カメラの右肩、レリーズボタンのまわりにピント調整のリングが付いていて少し独特の操作感。慣れれば結構いい感じです。

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メカもF2.8-22、1/500-1sと必要最低限。レンズシャッターなのでスタジオで使ったりもできるのが可能性の広さを感じます。

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撮ってきた

いつもの即席作例集。

67はたまに撮るだけなんですが、やっぱ圧倒的に解像感がいいですよね。ピントはさておき、線の細さで殴られる感じ。都会好きじゃないんですが、都会行きたくなります。

はじめて67を使ったときの「う、うわ~~wwww」感にドキドキします。

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これが、ライカの薄さで撮れる。

それだけでとってもすごいことですよねぇ。と思うんですが。

今は相場10万後半くらい?整備品だと30くらいするかもです。フィルムが有るうちはできるだけ使ってやりたいカメラです。

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