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変形性股関節症に対する3つのポイントと運動療法のコツ

本日は変形性股関節症に対するアプローチ方法について紹介していきます。

40代以降の女性に多い変形性股関節症。
臨床現場に出ている方なら一度は必ず経験したことがあるかと思います。

本日は変形性股関節症に対して運動療法をする上での注意点とポイントについて解説していきます!

それではどうぞー


①変形性股関節症の進行と脊柱可動性の重要性

変形性股関節症が進行すると、一貫して矢状面上の胸椎の可動域制限が生じると報告されています。

股関節の機能障害、脊椎のアライメントおよび可動性を12ヶ月にわたる変形性股関節症のX線写真で進行の予測因子を調査した。
結果:立位での脊椎の前傾が大きく、胸腰椎の可動性が低いことを示した。
結論:二次的変形性股関節症の進行に対する予防的介入として脊椎のアライメントと可動性を考慮すべき

Sagittal alignment and mobility of the thoracolumbar spine are associated with radiographic progression of secondary hip osteoarthritis

重心位置から考慮しても、脊椎の前傾角度が大きくなると、身体はバランスを取るために股関節・膝関節は屈曲優位で勢保持するようになります。

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