空き家を所有している人の中には、実家が空き家になってしまったという方も多くいらっしゃいます。
過去の投稿でもお話ししましたが、実家が空き家になってしまう経緯は次のパターンが多いのではと思います。
①自分は既に家を出て自分自身の家を持ち、地元に帰る予定もない
②そんな中両親が亡くなり、あるいは同居や施設への入居が決まり、両親の住んでいた家が空いてしまう
③自分では使う予定もなく売るのも貸すのもなんらかの壁がありそのまま…
そして実家が空き家になってしまうというケースが多いのではという印象を受けています。
相続と空き家は切っても切れないと言っても過言ではないでしょう。

今回は、直接的な空き家の話ではなく、この「相続」に着目したいと思います!

実家を相続するための準備とは?

空き家のご相談をいただく際、意外と多い状況として相続人が複数人いるパターンです。
相続人が複数いる場合、自分が実家を相続するためには、事前に「(自分に)実家を相続させますよ」という内容の遺言を作成してもらう必要があります。あるいは、相続発生後に相続人全員が「(自分に)実家を相続させる」という合意(遺産分割協議)をすることが必要です。これが結構大変です。
ぜひ、もしもが起こる前に、親族で今後のお家のことを話し合っておくといいかもしれません。

相続登記の義務化

相続に関する法改正で2024年来年施行されるものに「相続登記の義務化」があります。
相続登記とは、名義人を変更する手続きのことをさしますが、これが義務化されるということです。
この「相続登記の義務化」についてまたの機会に話していきたいと思います。

相続は法律が絡んでくるので、敬遠してしまう人もいるかもしれません。
しかし生活に密接にかかわる決まりは知っていて損はありません!
少しでも参考になるように私も情報発信していきます!

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