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IT系上場企業で最年少マネージャーになった僕が教える「新入社員が活躍する」ための12の心得(初級〜上級)

どうも、しみなおです。TABIPPOという変な会社で経営をやっています。

21歳の時に世界一周を経験。その後、仲間と一緒に学生団体としてTABIPPOを立ち上げて、気が付いたら26歳で起業をしていました。法人登記から丸3年、今では大きなオフィスに従業員が20名近く、フルタイムで働いているメンバーも12名となりました。

いまこうやって会社を経営できているので、新卒で入社したオプトという企業でいわゆる「ビジネスマンとしての基礎」を学んだからだと思っています。たった2年10ヶ月という期間でしたが、あの時の経験がなかったらいまの僕はありません。

オプトに入社してから、1年3ヶ月で(当時の)最年少マネージャーになり、役職につくことになったわけですが。そこに行き着くまでに苦悩しながらも学んだこと、実践していたこと、後輩たちを育てる中で考えていたことなどを、ここにアウトプットしていきたいなと思います。

新入社員のみなさん(入社3年くらいは使えます)は、この12の心得さえしっかり実践できていれば。たぶん、3年後には会社で、社会で大活躍していると思います。たぶん。

初級編、中級編、上級編と分けて12つのまとめました。実際に実践してもらえたら、すごく嬉しいです(特に弊社のインターンたち)

◉初級編

01:依頼されたことに100%で答える

当たり前のように思えてすごく難しいんです。一言でいうと、答えがないように見えますが、僕は一番大切なポイントは「相手の100%」と「自分の100%」の認識を合わせることだと思っています。これが一番のポイントであり、一番難しい。

例えば「◯◯の資料を作っておいて!」って言われても、そのアウトプットの内容をしっかり擦り合わせなかったら相手に対しては100%で返せません。その資料って、Excel?PPT?それともテキストベース?資料の目的は?だれにどういう形で提出するもの?何に使うの?っていう認識をあわせていく必要があります。

あとは、本気で向き合うことが大切ですね。その依頼に。精神論ですが。

02:ちょっとずつ、期待を超える

言われることに100%で答えるっていうのは、本当に基本の基本です。それが出来るくらいだと、評価はあんまりあがっていきません。なので、次はちょっとずつ期待に超えていってみましょう。

要するに依頼されたことに対して、相手の想像を超える何かをプラスαして返してあげましょう。それが期待を超えるってことです。100%の依頼に対して、1%でもよいので相手の想像の上を行く努力をしてみましょう。

03:言われてないことをやる

そして、次は「言われてないこと」をやってみましょう。なんでもよいです、上司のためになるとか、仲間のためになるとか、会社のためになることとか。勝手にでよいです、許可は入りませんので、やってみましょう。

もちろん会社にもよりますが、会社のために何かをやったチャレンジが怒られることはないはずです。(そんな会社があったら、思いっきり反抗しましょう)とにかく言われてないことを勝手にやりまくるだけで、自分が出来ることの幅が広がるし、評価もあがります。

04:わからなかったらすぐに聞く

これ、意外とできてない新人が多いんです。かくいう、僕もこれがすごく苦手な人でした… これが苦手な人の思考パターンは決まってます。だいたいが下記の2パターンです。

「先輩の時間をとって迷惑になりそう..」
→ これは逆に迷惑です、ほんと。わからないままでいると、結果的にずっと迷惑なのです。先輩たちに迷惑をかけないようにするためにも、わからないことはどんどん聞きましょう。

「すぐに聞くんではなく、自分で考える力を養った方がよいのでは...」
→ これは一理あるんですが、まずは5分自分で考えてわからなかったら、聞く。などとルールを決めましょう。社会人になってからの仕事で、だいたいのことは、5分考えてわからなかったらたぶんずっと考えてもわかりません。そこは割りきって先輩に聞いたほうが自分の成長に繋がります。

なので、わからなかったらすぐに聞きましょう。何度も言いますが、僕はこれがすごい苦手でしたが、やれるようになってからかなり成長スピードが上がりました。

◉中級編

05:自分の意思や考えを伝える

自分が「何を考えているか」を仕事で関わるまわりの人にしっかり伝えることは本当に大切だなと思っています。

いまどんなことを考えているのか、それは仕事だけじゃなく日々の生活も。将来どういうことがやりたいのか、どんな人間になりたいのか。どんなスキルをみにつけたくて、会社の中ではどんな仕事がやってみたいのか。そんなことを発信していると、周りがそれに徐々に答えてくれるようになります。

おそらく会社の中で週報とか、日報とかやってる新入社員は多いんじゃないでしょうか?まずはそういうところで、自分の気持ちを素直に伝えてみましょう。機械的な報告だけだと意味がありません。

06:強みを理解して、仕事に活かす

新入社員になると自分の出来ないことや、弱みにばっかり目がいって。それをどうやったら克服できるか、、そんなことばかり考えてしまいがちです。(そうさせている上司やまわりの先輩がいけないケースが多いんですが)

なので、まずは自分の強みを認識しましょう。仕事のスキルでもいいですし、性格的な強みでもいいです。いつも笑顔で元気な人は、挨拶だけで周りを元気にする力があるかもしれないですし、細かな作業が得意な人は、ミス無く仕事をすることができるかもしれません。そういう強みです。

人間、強みと弱みがあるのは当たり前なのですが。一番、仕事で力を発揮しやすいのはお互いがお互いの強みを活かしながらチームとして機能している時だなと思っています。なので例えば「-60点」の弱みがあったら、それは最低限迷惑をかけない「0点」にさえならばそれでよくて、どちらかというといま「+60点」のものを「100点」やそれ以上「120点」「200点」に伸ばす努力をしましょう。

なのでまずは自分の強みを理解すること。そこからスタートして、自分の強みを仕事に活かしていきましょう。

07:本とWEBでインプットしまくる

次に、インプットしまくることです。みんなに言われることだと思いますが、本は必ず読みましょう。読まないという選択肢はありません、周りを見回してください、仕事で活躍している人は本を読んでインプットしています。

偉人たちが人生で学んだことが一冊にまとまっている本は、仕事の成長を促すインプットには最適です。ビジネス本を読むのならばある程度の速読をマスターして、自分の実務に少しでも紐づく領域の本を読むことにしましょう。

あとは、WEB上で最新の情報を日々チェックすることも大切です。Twitterやfacebookに頼りがちになりますが、FeedlyなどのRSSに登録して、自分が知らないといけない領域の情報を常にチェックできるようにしましょう。

08:社外の人とも関わる

これ、すごく重要です。会社の中の人とばっかり絡んでいると、視点が低くなりがちですし、会社の枠の中で物ごとを考えがちです。一步踏み出して、外の友達と仕事の話をしてみましょう。新しい発見や、刺激がたくさんあるはず。もちろん会社の人と一緒に飲むのも重要ですが、それと同じくらい社外の人と関わることも大切。

◉上級編

09:視点を上げてみる

自分の仕事である程度成果を出せるようになっているのならば、少しずつ視点をあげる練習をしてみましょう。いままで、自分の仕事ばかりを考えていたなら、次はチームのことを。そして、部全体のことを、隣の部署のことを、会社のことを。どんどん視点をあげてかんがえてみましょう。

ちょっと周りを見回してみれば、そこには問題だらけだし、そこに対して一個人がやれることはたくさんあるはずです。自分ひとりではどうしようもないことでも、発信をしてみんなを巻き込めるようになったら最高ですね。

10:上司の仕事を奪う

オプト時代に、お世話になっている人事の先輩から教えてもらったことです。活躍したかったら、仕事ができるようになりたかったら「上司からどんどん仕事を奪え」ということ。

上司がやれていないことはなんなんだっけ?上司が困っていることはなんなんだっけ?上司がやっているけど、上司がやる必要がないことはなんなんだっけ?そんなことを考えて、仕事を奪ってみましょう。実は、上司もそういう働きかけを求めているので、決してネガティブなことではありません。

11:手を上げて、やる。そのあとに出来るようになる

役職につきたい!マネージャーになりたい!部長になりたい!昇格したい!そう思ったら、まずは手を挙げてみましょう。「自分がやります!」って手を挙げるだけで大丈夫。

大半の人は「部長になれる実力やスキルがついてから部長になろう」っていう思考を持っているのですが、実は、部長になりたい!って思っていて現場を経験しているだけでは、一生部長になるスキルや実力は身につきません。では、どうしたらよいのか?

簡単です、部長になればいいんです(それが難しいのは百も承知ですが)。自分から手を上げて、もしその行動が評価されれば役職につけることもあるかもしれません、とりあえず手を上げてみましょう。僕自身も最年少でマネージャーになった時には、そんな実力があるわけでもなく、とりあえず立候補してみたんですが、その姿を評価してもらってマネージャになることができました。

ただ、いきなりマネージャーになっても何もできません。そんなのは当たり前です。でも、その中で努力してもがくからこそ、気が付いたらそんな実力がついているものなのです。経営者だって一緒ですね、経営をやらずに経営が出来るようになる人はいません。サッカーも一緒。

12:常に自分原因論で考える

一番、大切にしたほうがよい考えはこれです。前職では、「自分原因論」って言う風に呼んでいました。何か問題があった時、他人のせいにした瞬間に、その議論は終わってしまうし、その人にとって進歩はありません。その問題に対して自分は何ができただろう、どんな働きかけができただろう。

そんなことを考えれば考えるほど、どんどん主体的なビジネスマンになっていき、まわりから初めて評価されはじめます。1vs1の状況でもそうです、部下のミスをどう捉えるか、上司や環境のせいにしていないか。そんなことを常に考えられるようになりましょう。自分原因論です。

新入社員のみなさんへ

若いみなさんが会社の中で活躍する、評価されるためにはどんどん働き方の質を高めていって、成長のスピードを早くしていかないといけません。ビジネスマンとして新入社員でいれるのって、実は本当に短い時間で。気が付いたら圧倒言う間にベテラン社員になってしまったりするのです。

この12の心得をしっかりと実践できたら、必ず会社で活躍できることを保証します。活躍できずに悩んでいたら、僕まで相談しにきてくださいね。なんでも相談に乗りますよ。

うちの新しいメンバーたちも、これみてもっと頑張ってくれるとよいな。

TABIPPO代表、しみなおでした。


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