マガジンのカバー画像

新時代のロールモデルをつくる組織論

24
時代は大きく、早く、変化し続けています。日本でも新時代のロールモデルとなるような組織をつくるために、さまざまな企業の「組織論」についての記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#人事

ネット界隈の人事制度をまとめてみた

「他社の人事制度をそのまま導入しても意味がない」とはよく言われます。とはいえ、イケてる会社の人事制度は参考にしたいもの。ネット界隈の経営者や人事担当者が制度設計をするとき、いま最も参考にするであろう、フェーズの違う3社の人事制度を中心にまとめてみました。 1.サイバーエージェント(メガベンチャー) 2.メルカリ(上場後スタートアップ) 3.SmartHR(未上場スタートアップ) 各社いろいろな人事制度を設計されています。珍しいものとしては、メルカリが導入している恋愛・婚活

「階層がないフラットな組織」より「階層があり、社員が自分の役割を越えて動き回る組織」のほうが強い説、を考える。

カヤック人事部の柴田です。以下のツイートの内容を自分でもっと考えるためにブログ記事にしてみました。 まとめ・階層がない組織にも、非公式な階層はできている。 ・平時は組織の階層を活かして動き、有事は階層を気にせず自分の役割を超えて動くような社員を増やすのが良さそう。 ・「自分の役割を越えて動く」を社員に学習させる方法があるはず。そうしないと、結局組織が硬直化する。 ・「役割を超えて動く方法」を学習してもらうために、新入社員にしってもらうことをまとめてみた。 階層がない組織に

カヤックでは社員の評価・給与制度にボードゲームを導入しました

どうも、面白法人カヤックで人事をやっているみよしです。 評価や給与制度にはどの会社も課題や困ってることがあるのではないかと思います。僕らカヤックにももちろん課題がありまして、それを解決するために、ボードゲームを使ったワークを実施してみました。 実際に作ったボードゲームがこちら。 こんな感じで、カヤックの評価制度を学べるボードゲームを自作し、実施しました。 「まだカードは開けないでくださいね」って言ってるのに、カードの封を開いてしまうくらいにはノリノリで、なかなかオリジ

採用担当・人事チームは変動費にすべき、5つの理由(社員100人以下の会社向け)

月45万円のベンチャー向け採用支援チーム”まるごと人事”代表取締役の今 啓亮(@konkeisuke)です。 採用担当・人事担当は、社員で雇うべきか、外注すべきか。この課題、よくあります。特に社員100人以下の会社では、よく悩まれる点かと思います。 特にコロナ・緊急事態宣言などが起きた2020年を踏まえると、「採用を加速する時期」と「採用を控える時期」が交互に起きることが予想されます。 結論としては「採用業務は固定費ではなく変動費にして、法人に外注すべき」だと考えていま