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投資について その3

一応投資についてですが、雑記です。体系的に書こうとすると時間がかかるので思いついたまま流れに任せて書いてみる。

4月以降、株式市場は絶好調である。世界的な異次元の金融緩和によって流動性が高まり、マーケットに大量の資金が流入。金余り状態。雇用統計やPMIなどの経済指標も概ね回復基調を示し、個人投資家の大量参戦も下支えとなり、多くの投資家が下げたタイミングを狙っていることもあって底値が切り上がっていく。テトリスで対戦相手に棒で4列消されて下から地面が盛り上がったような状態を想起させる。わかりにくいか笑

国内、海外、個別株、投資信託など対象問わず多くのものが上昇しており、3末の底値で買えていれば相当素晴らしいが、4月中でもかなり優秀、5月中でも優良、6月中であっても良しだろう。それくらいこの3ヶ月間狂ったように上昇し続けている。一本調子の上昇であることや、高値圏であることを恐れて買えていないのだとすればずっと機会損失していることになる。勇気をもって買い、忍耐をもってホールドし続けなければならない。

私は米国ハイテクグロース株中心の長期投資スタンスなので完全にコロナショックでのロスをカバーして更に上値を追い続ける状況だ。自分の勇気と忍耐を讃えて飲む酒がうまい笑。ナスダックは史上最高値を更新し、Amazonやテスラなど複数の著名主要銘柄が過去最高値を付けている。どこまで伸びるか、はたまた急落するかもしれない。しかし動じない。狼狽売りだけはしてはいけない。

人気の高配当バリュー株中心ポートフォリオだった場合、パフォーマンスは芳しくないだろう。Fireが認知されつつあるが、配当金で生活をするというモデルを理想とする若年層がその手法で最近投資を始めていたとしたら現時点では芳しくない成績である可能性が高い。不労所得、配当金生活、セミリタイヤなどという甘いワードに唆されてはいけない。相当な入金力があれば話は別だが。

特に20,30代は倹約しつつ貯金ではなく投資に全力で取り組むべきだが、配当の有無ではなくグロース株を中心にある程度銘柄を絞って集中投下し、40台から徐々に配当を意識してバリュー株やインデックスファンド、ETF、金などにリバランスしていくというようなプランが良いと考えている。

元手が少ないうちから配当狙いでは配当額が少ないので、まずはある程度リスクを取って個別株のキャピタルゲインで元手を増やすことにフォーカスすべきだ。代表的な米国高配当株の株価は好調な現況の恩恵を預かれていない。配当が安定していたとしても株価が下がっては意味がないだろう。キャピタル+インカムのトータルリターンで見る必要がある。

目の前の1円の価値でお金の価値を捉えるのではなく、将来の価値で考える。投資をすれば複利が効いて定年退職する20,30年後には数倍、数十倍になっている確率が高い。今の150円が30年後に1,500円になっていると思えばコンビニで無駄にコーラを買うことも控えるだろう。若ければ若いほどお金の現在価値は高いということになる。

もちろん若い頃にお金を使って体験することも後の人生に活きるので、何に投資をするのかは人それぞれ。株ではなく自分に投資することももちろんとても大事。私は長年盲目的にアメフトという趣味にオールインしていたので偉そうなことは言えないが、倹約を心がけコツコツと投資を続けた結果、34歳時点で多少の資産があったからこそ、アメフトを引退したと同時に退職し、フィリピンに半年間留学し、海外旅行をし、その後の開業資金(資本金500万円)を拠出することができた。

投資は人生の選択肢を広げるための手段だ。多くを求めず、人生をプランニングし、それに基づいた収支の計画を立て、ポートフォリオ及びアセットアロケーションを最適化し続ける。そのために倹約を習慣化し、税金やポイントなどの知識を付け、入金力(ビジネススキル)を強化することによって可処分所得の最大化を図り、継続的に現金から金融商品へシフトさせていく。もちろん投資の知識強化、情報収集は怠ってはならない。

できるだけ早期に金持ち父さんが言う”お金に働かせる”とはどういうことかを体感しておくかは大事。ギャンブルや短期売買は意味が異なる。現金のまま保有しておくことは日々目減りしているということと同義。つまりもう株だろうが債券だろうが金だろうが不動産だろうが、他の資産に変換するしかない。コツコツ貯金することを否定はしないが私は賢明だとは思わない。もちろん投資はマイナスになることはあるが、リスク無く増やす都合の良い方法など存在しない(国債以外)。

日本人の金融資産に対する現金割合はおよそ50%らしいが、これは世界的に異常な高さで保守的な国民性がここにも現れている。日本では投資は卑しいと捉えられてしまいがちだが、何故勉強してトライしないのか不思議に思うことも多い。給与の仕組み、所得税、所得控除、税額控除、社会保険、労働保険、ideco、Nisaなど複雑ではなく、知っておくことの効用は極めて高いにもかかわらず、ビジネスマンとしては優秀なのに何故か知らないという人が多いように感じる。

弊社社員に対しても、投資関連の本を貸与したり簿記の講習を受講させたりしており、倹約や投資の必要性を説いている。取り敢えずidecoに加入し、積立NISAではなくNISAで120万円/月の枠を使い切ることを目指し、そこからは米国個別株が一般的な会社員の理想だろう。まずは身近な国内株からでも良い。

中小零細企業の会社経営者の場合、役員報酬は法人税と個人の所得税の比較で決定するケースが一般的だと思うが、マーケット状況という観点も組み入れたら妙味がある。報酬額は基本的に年に1度しか変更・決定する機会がないのであまり現実的ではないのだが、1つの考え方として持っておいても面白いと思う。翌期の報酬を決定する際に、株価の上昇を予想し積極的に仕込んでおきたいということであれば、所得税>法人税となっても報酬を多く取り、多く払うこととなった所得税額・率>投資による利益額・率となれば良いという考え方だ。

無駄な支出を削減し、いかに最適なルートで株に変換するか、ということに関しては若干病的なくらい拘ってきた。車や高級時計も興味はない(が、買うならテスラモデルX一択笑)。証券口座は手数料の安いネットのSBIか楽天で良いだろう。その際は直接HPで解説するのではなく、ハピタス( https://hapitas.jp/ )などのアフィリサイトを経由する。ある程度の保有額となったら野村證券やSMBC日興証券のリアル証券会社に口座を開設し、保有銘柄をネット証券から移管する。移管の手数料は証券会社が持ってくれる。そうすることで営業からの様々な提案、情報提供を受けることができ、主幹事のIPOも提案してもらえるようになる。個人的には野村よりもSMBC日興がオススメ。

普段の買い物もできるだけECで行う。Yahooショッピングなどで貯まるTポイントはネオモバで株に変換、Paypayのボーナスポイントもボーナス運用というOne Tap BUYのサービスで運用、LineポイントもLine証券で運用、楽天ポイントも楽天証券で運用している。6末であっさりキャッシュレス5%還元が無くなってしまったのは残念だが、できるだけ現金を使用しないようにすることでポイントを貯め、ポイントも運用に回している。

本を書店で購入することはほぼ無い。基本メルカリとYahooショッピングを比較してポイントを考慮して安い方で買う。Yahooショッピングはもちろんハピタスを通す。更に急いでいなければ5のつく日などのキャンペーン時に買うようにしている。クレジットカードはAmazon、Yahoo、楽天すべてそろえておきたい。Yahooと楽天は年会費無料だが、Amazonは年会費がかかるので年間購入額との比較が必要。付帯されるPrimeで"All or Nothing"が視聴できるしAlexaが使えるのでそれだけでも元は取れている。カードを申し込む際も必ずハピタスを経由させる。

クレジットカードは旅行好きであればAmexのSPGがオススメ。AmexのANAゴールドでも良いだろう。今であれば2021年4末まで還元率3%というVisa Lineカード( https://linepay.line.me/campaign/limited-card/ )がお得だ。

電力会社なんかも自由化により東電から東京ガスなんかではなく広告費をかけていないような会社に変えたほうが良いし、スマホのキャリアもSimフリーでLineモバイルなどに変えたほうが良い。生命保険も必要以上に入る必要はないし、車もシェアカーにするなど、とにかく様々な不要なコストをカットをしまくり、投資の元手を1円でも増やすんだという気概を持って生活していると将来大きな実りがあると思う。

節約のコツやクレカ、ポイントのノウハウは結構詳しいと思うので、このあたりはもっと体系的に買いてみたいとは思っている。

来週も株価が上昇することを期待しております、では。

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