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締め切り#021 にわにわに っ記vol.02 / 池上幸恵

5月27日
7月14日


庭に草を植えて2ヶ月くらい経った。前回の「にわにわにっ記 vol.01」を読み返して、最初のころの庭の貧相さにびっくりしている。
あれから毎日変わらず、朝起きては庭を見に行き、仕事の合間に庭を見に行き、出かける前に庭を見に行き、帰ってきてヘッドライトを装着して庭を見にいく生活が続いている。

660円で買ったトックリラン。2ヶ月でだいぶ葉っぱが伸びた

5月末ころに、苗じゃなくてタネからも育ててみようと思ってタネを買ってみた。「お花!」という感じのものより、緑の花が咲いたり、葉っぱがきれいだったり、草っぽいものを育ててみたかったので通販でお取り寄せしてしてみる。夜な夜なタネを選ぶのがとても楽しかった。

種から育てたペチュニア(トレーの一番ひだり)と
ボリジ(トレーの右から3番目)。
種から育てると、「あんなに小さかったあいつが・・」と感慨もひとしお。発芽を見つけたときのよろこびは依存性のある快感というかんじがする。

種から育てたシリーズ。奥:ふうせんかずら 手前:アグロステンマ
種から育てたシリーズ スイートピー
種から育てたシリーズ タナセタム


種から育てた草たちが、玄関先の花園のスペースに入り切らなくなりそうだったので、家の空き地的スペースに第二の花園をつくる。
園芸家ポール・スミザーさんの本に書いてあった、ダンボールをマルチがわりに使うやつがやってみたかったので実践。

ダンボールをしいて水をたくさんかける。近所の人に見つからない時間帯にコソコソやった
上にかける土が腐葉土しかなかったので腐葉土100%になってしまった
こんなかんじで、植えるところだけダンボールにあなを開けて植える
3日後。ちょっと家から水撒きのホースを伸ばすのがめんどくさくて水をかけてなかったら段ボールがむき出しに。隣の畑の人はこれをみてどう思っているだろうか・・


1ヶ月後。しっかり段ボールのマルチは効いてるけど、けっこうダンボールむきだしになっちゃってはずかしい花園。コスモスとか、葉っぱの細いものは虫に食べられてしまった。


収穫

バジル収穫。4株植えたのでいくらとってもなくなる心配がない。
ブルーベリーも勝手に実っている。水やりもなんにもしてません。


おはな

庭にはえていた芍薬
黒いサトイモ(ブラックマジック)と、キンギョソウ
苗で買った白いペチュニア
バーベナ


タフネスねむの木
虫がたくさんついて、電線に引っかかってあぶなかった「ねむの木」を冬に切り倒したのですが・・

このように現在大復活を遂げています。(写真中央)よく見ると切り株も残っているのが見えます。でも背丈が低い状態に留められたら、いい感じの日陰になりそうなのでちょっと放置。

庭に草を植えてちょうど2ヶ月くらいになりました。わたしは飽き性なので、途中で庭を投げ出してせっかくの植物も枯らして自分にガッカリすることになるのも想像の範囲でしたが、けっこうそうならずに、むしろもう早くも来年の春この植物たちがどうなってるのか(噂の「こぼれ種で増える」ということは本当に起きるのか)楽しみです。

vol.03に続く!

レモンバームと、こどもカマキリ

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