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コラム:不妊治療こそ「リモート」かもしれない。

🍀時系列に沿っての話は、番号を振っています。

🍀「コラム」の記事は治療内容には関係なく、飛ばしても話はつながるようになっています

「不妊治療」を終えた振り返りのブログなので、

定期的な更新というよりは、トピックスがあった時に更新していくという形を取っていきたいと思います。


今日は、この記事を読んで、常々思っていたことを書きたいと思います。


コロナ禍における妊娠届の減少の記事です。

実際の感覚としては、例えば芸能人の方でも2人目妊娠とか、身近でも、まったく妊娠って聞かないな~減ったなあ~という感覚はありません。

でも、不妊治療をして東京から関西に通っている友人は、

「不要不急」の言葉に敏感に反応しとても悩んでいました。

この時期に新幹線に乗って…

この時期にそこそこ「蜜」な病院に通う…

でも、私は同じように不妊治療を経験した「同志」なので、

治療に通うことは、「不要」ではないし、

むしろ、「火急」(一秒一分を争うほど急を要すること)だと思います。

そして、この先コロナ禍で少子化が加速することは目に見えているので、未来を考えても、絶対に絶対に「不要不急」ではないと断言できます。

なんとなく後ろめたい気持ちで新幹線に乗ったり、泊りが伴う場合に、何とも言えない気持ちでホテルを予約したり…

不妊治療中は、ただでさえ精神的ダメージが大きいのに…今現在不妊と戦っている人たちはとても辛い状況にあると思います。

でも、不妊治療を既に始めている人達は、「年齢的」な期限もあるので、精一杯できる中で進むほかない!と、「目標」に向かって前に進むしかないと思えるとも思います。

でも、なかなか赤ちゃんできないなあ・・・?

と思っている、これから不妊治療を始めようとしている人達(昨年のコロナ禍から思っている人たち)は、

きっと、コロナが落ち着いたら・・・

落ち着いたら調べよう・・・

落ち着いたら病院に行ってみよう・・・

と思ってしまうと思います。

きっと私でもそうしてしまったと思う。

でも、本当に、不妊治療に関しては、

早ければ早いほど、年齢が若ければ若いほど、1日でも早いことが成功の可能性は上がるわけで。

今医療機関が大変な時期なので、それどころではないと言われてしまうかもしれないけど、日本の将来を考えたら、今こそ、絶対に平行して力を入れていくべきことだと心から思います。

100%私の経験談ですが、

不妊治療って、人目を気にしたり、知り合いに会いたくなかったり。

特に、スタート時はとてもナイーブな面が多いんです。

この記事にも書きました。

だからこそ、

こんな時代だからこそ、不妊治療こそリモートが合っている!

と声を大にして言いたい!!!

私がつたないブログでこんなことを書いても何も変わらないかもしれないけど、自分の経験したことをいつか誰かの力にと思って始めたブログなので、

書いてみます。

まず、

■「不妊治療相談センター」の開設

■不妊治療を専門にする「科」を、「産婦人科」「婦人科」+αでで新しく設け常設する。

名前も前ここに書いたときは、はなかなかたどり着かなかったけど、

「産婦人科」が産むための婦人科なので、

「授かる」ための婦人科で「授婦人科(じゅふじんか」・・・

音の響きがいまいちなので、

「懐妊」する為の婦人科で

「懐婦人科」

もしくは「こうのとり科」なんてどうでしょうか?

流れとしては、

①不妊治療専門のスタッフのいる「不妊治療相談センター」みたいなものを作る。

(ネーミングも不妊ではなく、懐婦人科相談センター)

②市町村ではなく、「国」の管轄のもの。

③そこに連絡をしてリモート相談をする(こちら側は顔を出さずアバター等でもOK)

④現在の状況を伝え、まず何の検査を受けるべきかアドバイスを受ける

(妊活を始めてからの期間や年齢を踏まえてアドバイスをもらう)

⑤病院の紹介もしてもらえる

(以前この記事で書きましたがネットから病院を探すということにも限界を感じます。私も随分と遠回りをしてしまったと思います。)

⑥顔は出さなくても、健康保険の番号などは伝え、こちらの負担はなくとも、保険診療とする。

⑥助成金の相談や、経済状況も含めた相談ができる

⑦2人目不妊の相談も積極的に受ける

(少子化の鍵はここにもある気もする)

基礎体温や、フーナテスト、卵管造影など、基本的な検査までが済んでいる方には、

⑤の病院の相談だけでも対応可能

(体外に進むのか、低刺激や、高刺激の説明、男性不妊専門の病院の紹介等)

ちょっと矢継ぎ早に書きすぎましたが、

体外受精で産まれたお子さんの数=不妊治療をしてる数ではありません。

トライした数を公表してくれたらきっと、(成功率が20%と計算しても)

数倍の人たちが頑張っているんです。


保険診療にすることは、もちろんだけど、不妊治療に取り組む「仕組み」を作ることから、

国に頑張ってほしいと思います。

とにかく、塩対応に苦しんだり、ネットで夜な夜な検索したり…
しなくていもいい不妊治療の苦労を少しでも減らせる仕組み作りを構築してもらいたいです。


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