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ひび

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2023年11月の記事一覧

恐怖のぬくぬく

コタツを買ってしまった。この冬を乗り越えるために、おれは遂にコタツに手を出した。今までの人生で初めての、コタツのある暮らしなのだが、足先末端冷え性としては嬉しすぎる暖かさである。ただ気を抜くと涎だらだらでそのまま寝てしまうし、コタツから出られない病に罹るので、気を付けている。己を律している。でもぬくぬく、贔屓目に言って最高のヒート天国。冬とか余裕で越えれるっしょ。冬どころか山でも海でも越えれるっし

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解答と解説

まずはこちらを読んでから。

難易度☆
ある食べ物を温めるのに、1500Wのレンジなら1分かかり、500Wのレンジなら3分かかる。では、1000Wのレンジなら何分かかるだろう?

【解答】
数字の知識が無い方は、ちょうど間を取って2分と答えるかもしれない。それは間違い。1500W×1分、そして500W×3分かかるので、この食べ物を温めるのには1500W分のパワーが要る。つまり1000Wだと、150

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きみの悲しみ教えて

今日は死ぬほど汚かった冷蔵庫の中を一人で掃除した。笑っちゃうくらい、吐きそうなくらい、汚なかった。底に溜まった謎の黒いドロドロを素手で掴んでゴミ袋に放り込み、マジックリンでごしごしして、水気も霜も拭き取った。綺麗さっぱりして、気持ちが良かった。だけど、あの黒いドロドロは一体何だったのだろうか。

もしも、きみが、悲しかったり辛かったり寂しかったりするなら、その気持ちを包み隠さずに教えてよ。今日はち

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冬?

もう秋終わった?冬?ちょっと奥さんどういうことなの。昨日の晩、チャリ漕いだら耐えられへんくらい寒くて、風も強くて、ガチガチに震えて吐きそうになったわよ。足先が冷たくて眠れなかったし、服を脱ぐのが嫌で風呂に入るのが面倒臭かったし、これって、ひょっとして、もう冬?ってことで良いのかしら。でも、実はね奥さん、後ちょっとで今年も年末らしいわ、びっくり。今夜は鍋にしましょ。

自分は今までコタツを買ったこと

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カーテンコール

ラジオでも話したが、筒井康隆の新刊を買った。これがおれの最後の作品となるだろう、ってまたまた。刊行に関するインタビュー記事があるのだが、面白いので必見です。筒井康隆を初めて読んだのは中学の頃で、父親の本棚にある短編集の「おれに関する噂」をこっそり読んで大好きになった。それから色々買い漁って読んだ。ブラックユーモアもあればSFもある。エロチックなのから、切ないもの、難解過ぎて未だに読みきれないものも

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しっぽ

秋なのだろうか。それにしては少し不穏な感じがするのは低気圧のせいかもしれない。少し前まで舞台続きでちょっと疲れたが、お休みとなるとそれはそれでしんどい。細かいやるべきこと…、たとえば粗大ゴミで不要なものを捨てるとか、銀行の振り込み手続きであるとか、遺産を貰うために役所で印鑑証明を貰うとか、ギターの修理とか、その辺りのタスクを片付けなければならない。スイカゲームをやっている場合ではない。鼻詰まりのせ

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第30回筆談ラジオ

こんばんは、あなたの背中に一刺し、ヤング嶋仲です。この番組は話し書くラジオ、一度パソコンで打った文字はそのまんまでお送りします。誤字脱字は勘弁小太郎で、おおらかな気持ちで呼んでください。読んで。10月は全国色々な場所を放浪しました。個人的には東北、んまた行きたいです。ライヴとかそんなの無いときに行きたいですね。車でビューンと。それで一週間くらい滞在して、のんびりと街を楽しみたい。さて、いつの間にか

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ピクニック

こないだ見た映画『こちらあみ子』が面白くて、知り合いが原作の小説を貸してくれたので読んだ。今村夏子という作家の名前は知っていたが読むのは初めてである。『あみ子』は原作でも勿論面白かったのだが、その本に入っていたもうひとつの短編『ピクニック』が結構やばくて、ぎょっとした。確か、映画『花束みたいな恋をした』に出てくるサブカル被れの主人公の台詞で、「世の中にはさ、今村夏子のピクニックを読んでも何も感じな

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