プチ発芽玄米(玄米入りご飯)
最近、我が家では玄米入りご飯を食べている。非常に美味しい…っておいおい。7年前に藁一本の革命に出合い自然農法の理に触れ、食の安全について考え調味料を選び、4年間お米を栽培収穫して、最近玄米食べだしたの?はい。
私自身玄米より白米の方が好きで、子供たちも白米を好んでいたので、自然農法米を精米するという愚行をおかし続けていた。ひょんなことから玄米入りご飯を知った、ってちょー有名だけど。白米2合に対して玄米1合の割合で一緒に炊く。
ちょっとした自然派レストランで出てくる雑穀米みたいなノリで食感がしっかりしていてプチプチ感もあり、それでいてあくまでベースは白米である。元々玄米の方が栄養価も高く、ホールフードという観点からもそれがよく、胚芽に化学物質がたまりやすいというのもうちの玄米は問題ないため玄米食に移行したかったのもあるが、単純に美味しかったので、すんなり白米から玄米入りご飯にシフトした。
発酵させたり、発芽させたりはしていない。簡単なのかも知れないが、いまのところ若干めんどくさい。単純に玄米を半日から1日水に浸けてから白米と一緒に炊く。我が家の飯米ルーティーンは1日1回夕方に4合なので、お米を研ぐときに白米2合を入れてそこに昨日から水に浸けておいた玄米2合を入れる、そして普通に炊く。(はじめは玄米:白米=1:2だったが、途中からもう少し玄米がほしくなり玄米:白米=1:1に変更)
ご飯を炊いたときにその流れで忘れずに次の日の玄米2合をコップに入れ水に浸けてシンクの横においておく。これなら白米のみの炊飯と比べてもほぼ同じ手間で玄米入りご飯を食べることができる。夕方仕事から帰ってきて、子供の習い事の送り迎えをして夕飯の準備をする、主婦は主夫はいそがしいのだ。お米を研いで二時間つけてから炊く時間はない、行程を二つに分けるとスイッチを入れるのを忘れる。
あんなに白米の方が好きだったのに、いまは白米食べるとお腹が少しもたれる(笑)。ご飯と肉料理の組み合わせが好きだったが、玄米入りご飯にしてから、あまり以前ほど肉料理が欲しくなくなった。このような効果をねらった訳ではないが、いまはこんな感じ。
ということで、どういうことで?移住して5年、ようやく初めての商品が誕生した。「プチ発芽玄米(玄米入りご飯)セット」ってただ玄米をパックに詰めただけだけど。250gで1000円(内送料250円)。正直ちょっと送料高いよね、今後数年で黒米ともち麦をこれに加え雑穀米にする予定。
ちなみに食味は、自然農法で栽培した野菜や穀物はだいたい同じだが、違和感なく引っ掛かりなく食すことができるといった感じ。凄く美味しい~とかはなく、ましてや甘~いとかは全くない。
基本的な考え方として、大根もお米も自分も地球上生命体としては同一なので、余計なことをせず太陽と水と土で育ったお米を体内に取り込んでも、なんら別はなく同一である。食べた瞬間から体の一部なので、消化吸収にあまりエネルギーを必要としない感じ。
家の裏手に6畝の田んぼがある、家の前に5畝の田んぼがある、この2枚を使用して玄米うるち・黒米・もち麦を栽培します。さてさて、面白くなってきた。
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