見出し画像

なめこの味噌汁

自給自足なんてぜんぜん無理だけど、季節ごとに、自給した野菜を使った料理一つを食卓にあげる。そして、またこの季節がきたか去年はなになにやってたよな、なんて感慨にふける、こんな季節感がけっこう幸せだったりする。

原木なめこ

一年に一回この季節に2週間ほど収穫することができる。少し大きいけど味はしっかりしている、子供たちもまぁまぁ食べる。

なめこの原木はやはり桜だろう。しかし、なかなか手に入れる機会がない。春先に山にポツポツと見える山桜を切り倒すのも忍びない。一昨年たまたま知人の土地の県道沿いの山桜が倒れた、役場がそれを玉切りして道端に置いていたのでもらってきた。

菌を塗ってそのまま山際に放置、去年も今年もしっかり収穫。原木の太さにもよるが4~5年もつらしい、しいたけはそうだ。こんなに簡単で年に数回美味しいなめこ汁が食べれて話のネタにもなる、これは是非続けたい。

ただし、平日になめこを収穫して下処理するのは若干めんどうだ、スーパーで買ってくれば封をあけて鍋に入れるだけ、この時期は5時半でもう暗い。なめこは週末を待ってはくれない、傘が開いて朽ちてしまう。あぁ残念だ、致し方あるまい。

ネギ

画像2

いまでは一年中売られているが、旬は冬だ。葉の部分だけ刈って食べていれば、すぐに生えてきてずっと食べれるので、うちではうどんに入れたり厚揚げにのせたり野菜炒めに混ぜたりと何かと重宝する。20本くらいのネギをローテーションして使い倒している。

ネギはぶんけつして株が増えるので、時間があるときは梅雨明けぐらいに抜いて乾燥させて秋口に植え直す。それで翌年の春まで食べ放題。時間がなければ秋口に株分けしてそのまま植えても十分いける。ただ、太くて白い部分がしっかりしたネギが食べたければスーパーで買ってくる。

なめこの味噌汁

画像1

昼間にとってきたなめこを下処理して、夕方畑にネギをとりにいく。手前味噌を溶き入れて、ホッとしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?