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やっと子宮筋腫の詳細が判明(巨大子宮筋腫 体験談⑤)

【前回までの体験談】
痩せて初めて気づいた手のひらサイズの子宮筋腫。婦人科に通い始めたが1件目の先生と上手くいかず、セカンドオピニオンへ。しかし、その先生とも上手くいかず、ついにサードオピニオンを決意して・・・



もしかして私の方にも非があるのか?


女医さんはS病院の不妊治療拒否のことを聞いてビックリしたようだった。
私をなだめるように話しながら、T病院の紹介状を書いてくれた。

・・・合わない!と病院を変えてきたが、ここまでくると先生たちではなくて私の方に問題があるのかもしれない。
要注意患者として、ブラックリストに載っていそうだ。
確かに私は人づきあいもできない難しい人間だ。
いつも言葉が足りないのだ。
まぁ、二度とかかることはないから別にいいのだ!と言い聞かせた。



ついにサードオピニオンへ

私は、再びレントゲンだか、CTの写真が入った大きい封筒と紹介状を持って今度はT病院へ行った。
いよいよ、サードオピニオンだ。

診察室に入ると担当医は婦人科部長の男性の先生だった。
S病院の先生が怖かったからか、すごく優しそうに見えた。
20歳のときの「子供が出来にくい」発言の先生と同じ先生かどうかは分からない。

でも、もう市内には大きな病院で婦人科がある病院は無い。緊張しながら診察を受けた。



子宮筋腫の詳細をやっと聞くことができた!

先生は、おだやかに「大きいのが2つあるね。手術が必要だね」と言った。

え・・・2つ?
初めて言われたぞ。

なんと、1番大きい筋腫は子どもの頭くらいの大きさで、もう一つは、ひとまわり小さい筋腫。その他にも小さいのが無数にあるらしい。それがギュっとなって、手のひらサイズに感じるようなのだ。

今までの先生は「子宮筋腫ですね」と「様子見ですね」としか言わなかったのに!
何が様子見だ!
やっぱり、いろんな先生の所へ診てもらいに行くことは必要だと実感した。

この先生に診てもらおうとこの時決めた。

もう、ホトホト疲れていた私は「子宮を取らなければいけないなら取ります」と先に言った。
もう、開放されたかった。

先生は、まぁまぁ落ち着いてと長い時間をかけて説明してくれた。

・私の筋腫は子宮を取らなくても大丈夫だということ。
・子宮肉腫では無いとは言い切れないけど、おおよそ筋腫と思われること。ただし病理に出してみないと、わからない事もあること。
・今のままじゃ腫瘍が大きすぎるからホルモン注射を何回かして小さくしてから手術に望みたいこと。(小さくならない場合もある)
・腹腔鏡じゃなくて開腹手術になること。
・今後、妊娠したら帝王切開になること。

ありがたかった。
今まで知りたかったことを全部説明してくれた。



どうしよう医療保険に入ってない!

詳細が分かってホッとしたけど今度は手術について「困った・・・」と思った。
実はこの時、医療保険に入ってなかったのだ。
なんで気づかなかったんだろう・・・。

これは、手術の前に何としてでも保険に入らなければ…。

とりあえず医療保険に先に入って、その間にホルモン注射を何回か受けて、手術を受けようと決めた。







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