見出し画像

スポーツがもたらしてくれるもの

WBCの日本優勝で思うこと

連日、お茶の間に話題を届けてくれた
野球の祭典「WBC」が
閉会しました。

それも”日本優勝”という
最高の形での締めくくり。

選手たちが
一生懸命戦う姿に
胸打たれた方も多かったのではないでしょうか。

そんな私も
テレビにくぎ付けになった一人。
普段はテレビなんて見ないのにw


「頑張る姿を見せるのは、なんだかカッコ悪い」
「努力なんてダサい・・」


なんて声を聞くこともあるけれど、
やっぱり選手たちの姿を見ると

真剣に物事に取り組んでいる姿は
カッコいい=美しい

と思ってしまいます。

その姿勢が感動を呼ぶんだなと
改めて感じました。

子どもたちのマラソン大会と重ね合わせて

スケールは違い過ぎるけど
子どもたちのマラソン大会に行ったときにも
同じことを思ったんですよね。

勝ち負けも大事だけど、

一生懸命に頑張る姿、
悔しい涙、
嬉しい笑顔、

会場の中で繰り広げられるドラマに
胸が熱くなりました。

(こんなに大きな声出したのはいつぶりだろう?
というくらい久しぶりに大声で応援しちゃった)

スポーツが持つ「すごい力」

実は、これを見ていて思ったのは、
選手たちの頑張り・・ではなくて・・
(それもすごいことなんだけど)

同じチームを応援すると
”一体感がすごく高まる”
というサポーター側の話。

知っている人も
知らない人も

あんまり仲良くない人、
普段は意見がぶつかり合う人も

一緒に同じ体験を分かち合って
喜んだり泣いたりできるのは
すごいことだと思いませんか。


知らない人同士が肩を組んで
喜びを分かち合ったり、

普段は対立しあう者同士が
一緒に盛り上がったり、

こんなことって
スポーツ以外では滅多にないですよね。

沖縄の風土がそう思わせてくれた

沖縄に住むようになってから約1年ちょっと。

この地では基地反対派・賛成派とか
地域の開発賛成派・反対派とか
いろんな絡みがあるように思います。

「立場の違い」
「主張の違い」
の溝をうめるのは
簡単なことではありません。

そこには見えない壁があります。

でも同じ地域に生きる者たちだから、
ときに壁を感じさせないように接し
ときに壁を露骨に出したりと
一筋縄ではいかないことも・・。

でもきっと、

WBCとか
ワールドカップとか
地域のチームを応援するとか、

そんなスポーツの場では
世代、性別、主張、立場を超えて
歓喜し合えるのではないでしょうか。


昨日のWBCの優勝は、
まさにそんな1日だったと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?