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D45 | 24.情報への態度

ここ数ヵ月で、僕の情報への態度、情報への接し方が変わってきています。
コロナさんの登場は、とても顕著でしたが、変化の時代、これからも、どんどんいろいろなことが起きてくるのだろうなぁと思っています。コロナさんもそのはじまりやきっかけにすぎなくて。これから起きることが良いことか、悪いことか、というよりは、そのできごとを良く捉えるのか、悪く捉えるのかという感じだったり、そもそもが良いことが起きるように原因をつくっていく時代じゃないかと思っています。
…という変化の時代になってきていると思うんですけれど、これって、世界中の誰もが“正解がわからない時代”になってきている、ってことだと思うのです。

たとえば、ビジネスのやり方だったり、事業を大きくしていく方法、お金を稼いでいく方法っていうのは、これまでの歴史とか試行錯誤で、正解に近いものってあると思うのです。

でも、これから先は、正解とか前例がない時代なんじゃないかと思います。

コロナさんのことも、もう10ヵ月くらい経ったけれど、まだまだわからないことが多い。専門家とされる方のあいだでもいろいろな情報がある。たとえば、マスクひとつとってみても、効果があるないからはじまり、つけていることでの弊害があるとかないとか、今でも新しい情報が出てきます。そのひとつひとつは正しいのかもしれないけれど、前提にしている条件が違ったり、目的が違っていたり、なにかの意図や立場があったり…。単純に、この情報は間違いで、これは正解と白黒つけられないものが多い。これこれこういう状況下で、こういう効果を期待するのだったら、そのときは正解かもね、間違いかもね、というのはあると思うけれど。

僕的には、その情報が正解か間違っているよりも、自分の状況や目的に合っているのかだったり、どの情報を信用するのか、採用するのか、というスタンスになってきています。
ある情報を固定された正解として信じるのではなくて、今はこの情報を採用する、という感覚。明日になって状況が変われば、その情報自体の価値も変わって、まったく真逆のものを採用するかもしれない。

例としてコロナさんやマスクのことを出したけれど、このことに限らず、全ての情報がそうだと思う。

僕はこれまで学んできたこと、聞いてきたことを鵜呑みにしてきた。3.11を契機に、さまざまなことが本当は違っていたんじゃないかって気付きもあったけれど、それでもまだまだ、いろいろなことを無意識に鵜呑みにしている。
たとえば、僕は本当に地球が丸いのか、宇宙というものがあるのかをわかっていない。いや、フラットアースを信じるとかではないけれど、誰かから聞いた情報やなにかから教えてもらった情報でしかない。もし、一次情報という一番深い情報に辿りついても、それが真実かどうかは、やっぱり僕にはわからない。こんなことを考えていたら、僕はすべてのことがわかっていないんだな、と気がついて混乱した。
そう、全てのことが正解かどうか、真実かどうかはわからない。少なくても今の僕にとっては。だけれど、わからないままではなにも判断がもできないので、自分の中でルールを決めた。

そのルールが、「なにを今の自分として採用するのか」、ということと、「なにを大切にしていくのか」というふたつ。
どんなに信頼のある人や機関からの情報でも、常識とされて疑いようのないことでも、正解とか唯一の真実とは捉えないで、そういった見方もあるんだな、と一視点として考える。

これが今の僕の、情報への態度です。接し方です。これは僕が変わっていくことで更新されてきそうだけれど、今はこれを採用しています。
…というめんどうくさい工程を経て、今は地球が丸いんだろうなぁってことと、宇宙があるんだろうなぁってことを採用しています。だから、実は地球が平面でした!宇宙というものはありませんでした!と言われても、さもありなん…と思ってしまいそうな自分がいます。

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