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【脱無能】その勘違い、いますぐやめよう

こんにちわ。しまさんです。

今回は無能な人がしている勘違いについて解説します。
の前に、「無能」というこの言葉、少し刺があってすみません、、。

遠回しな言葉でわかりにくい解説をするよりも、直接的にわかりやすい言葉を使わせていただいた方が読者さんのお役に立つと思いました。

そうした意味で、無能、有能というわかりやすい二つの単語を記事で使わせていただいてます。

特定の個人を否定する意思はございませんので悪しからず、あくまで知識としてお役立てください。

ではさっそく解説します。

知らないことをダメなことだと思っている

まず一番はじめに無能な人全員に共通している勘違いをご紹介します。
それは「わからない」と言えないことです。

質問を受けた際、答えられないことに対して考え込んで10〜20秒ほど無言になります。

何か良い答えが出てくるのかと待っていると、決まって残念な答えしか返ってきません。

相手を待たせている数十秒の無言の間、当人は

「どう言う意味だろう?」
「なんでそんなこと聞くんだろう」
「わからない、、」
「意味を咀嚼中、、」

など、質問に対する答えではなくて、自分が理解するためだったり、保身のために何十秒もかけて考えていることが多いです。

自分の保守しか考えておらず、相手が聞いている質問も、相手を待たせていることも忘れている状態です。こうした状態を思考停止と言います。

なぜ、思考が停止しているかと言うと「わからない」と言うことをダメなことだと勘違いしているからです。

わからないことは誰しもありますし、わかっていても言語化しにくいこともあります。それは当たり前のことで、全くダメなことではありません。

それよりも、

「わかりません」と言えないことにより、相手の時間を奪い続けている上に、会話のリズムが悪いので相手を不愉快にさせていることがダメなことです。

わからないことは、素直にわからないと認めて、その場で聞くなり、一緒に考えるなりしましょう。

わからないことはダメではありませんが、知ろうとしないことはダメなことです。

言葉の意味を歪めて捉える

言葉はコミュニケーションを行うために存在します。
その言葉がそのままの意味で相手に届かない場合、コミュニケーションはできますでしょうか。無理ですよね。

無能な人は、言葉の意味を歪めて捉えます。
主には、された質問に対して否定されていると勘違いすることが多いです。

例えば、こんな感じで言葉の意味を歪めます

なんでそれをしたの?

しちゃいけなかったんだ、、、。

どうして嫌な仕事なのに続けてるの?

やめろってことか?そんな簡単なもんじゃない。

こんな感じで、人が素直に知りたくて質問をしている時に、自分への遠回しな否定だと勘違いして、その意味を歪めます。

それは、普段自分が人に何かを話すときに言葉を遠回しに使っているからです。だから、相手の言葉の裏の意図を考えてしまうのだと思います。

でも、こうした歪ませ方をしている人ではたぶん裏の意図は理解できないと思います。有能な人ほど言葉を正確に使っていますからね。

話が少しそれてしまいました。戻します。
こうした「歪ませ」を無自覚にしている人はとても多いです。
残念ながらこのタイプの人は、仕事上でのコミュニケーションが正常にできず、チームから外されるか無視されます。

こうした無能な人をチームに入れてしまうと、双方確認でのデバック作業がスムーズに行えず、案件の完成に向けてクオリティを高めていくことができないからです。

なんにせよ、現代はチャットでのコミュニケーションが多いので、「言葉の意味を正しく捉える能力」の重要性は増してきています。

解決策ではなく愚痴を言う

愚痴を言う人を好きな人なんていませんよね。
僕も愚痴ばかりを言ってる人は距離をおきます。
なぜかというと、愚痴は何も生み出さないからです。

無能な人は「どうしたらそれを変えられるか」ではなく「これはこうだから駄目なんだ」という愚痴を日常的に口にします。

おそらく、その気持ちとしては
誰かに自分の意見を肯定されなければ判断ができないからだと思います。
要するに「そうだそうだ」と共感してもらいたいのです。

有能な人は、無能な人の何倍も仕事において常に問題がないかを探しており、その問題がなんなのかを知っていますが、それを愚痴ることはおそらくしません。なぜなら、意味がないからです。

大切なことは、愚痴ることではありません。
その問題と向き合い、具体的な課題を抽出して解決することです。

解決する気のない問題をダラダラと話すことを愚痴と言います。

もし本当に解決をする気があるのなら、駄目だ駄目だというだけではなく、それをどう変えたいのか「自分の意思」をセットで話すようにしましょう。解決をする気がないのなら「愚痴なんだけど」と前置きをしてください。

そうすることで、周りの人はその人の事を理解しやすくなり、自然と応援もしてくれるようになります。

自発性がないことに無自覚

やる気のある無能ほどめんどくさい存在はありませんが、それでも自発性さえあればなんとかなることが多いので、僕はあった方がいいと思っています。

自発性がある人であれば、指示を出す工数もかかりません。

指示されたことを一生懸命やることや、自分勝手にやることを自発性だと勘違いしている無能な人は一定数存在します。

自発性とは、自ら課題を見つけるなり、質問するなりをして、それをチームに共有し、全体の利益のために率先して作業に取り組める姿勢のことです。

自発性とは、一生懸命やることでも、自分勝手にやることでもありません。

自発性があると思い込んでる人は、本当にそれは自発性なのかを、あらためて問うてみるのも有意義だと思います。

もらうばかりで、与えない

自発性がないこととも通じます。
もらったものへのリターンの意識が低いです。

自分は頑張っている、人の話を聞いている、など

「自分はちゃんとしている」
「とやかく言われる筋合いはない」

といった、自分本位な次元で思考が停止してしまっているのが、無能な人の特徴です。本人がちゃんとしてるかどうかと、それが相手にとってメリットがあるかどうかは全く関係ありません。

無能な人は、自発性がないので、目上の人や、他人に怒られないようにするベクトルで自分を保ちがちです。そして、それにもやはり無自覚です。

重要なのは、もらった分は返そうと意識することです。

すぐに返せずとも
「自分はこれだけものものをいただいている。なので、こうした形で返したいと思っている。」
といった意思を相手に伝えるだけでも無能ではなくなります。

ありがとう、ごめんなさい、よろしく、を言わない

大切ですね。

ありがとうございます、すみませんでした、よろしくお願いします。

これらを言えない人は有能無能以前の問題なのですが、不思議なことに無能な人ほど、これらの言葉を欠いていることが多いです。

適切なタイミングでこれらの言葉を言えない人は信頼されません。
なので、チャンスを逃し続けます。

何度言っても、誰も損をしない言葉なので、言いたくなったときに使うように意識してください。でも言いすぎると、それはそれで、勘違いスピみたいになってしまい気持ち悪いので適材適所で。

勉強しない・調べない

無能な人ほどよく考えます。というか、悩みます。
なぜなら、考えたら答えが出ると勘違いしているからです。

僕の大好きなアインシュタインの言葉があります。

「調べたらわかることを覚えておく必要はない。」

アインシュタインの時代も辞書や論文はありました。
現代はインターネットがありますよね。

アインシュタインが言っていたこの言葉を、アインシュタインの時代よりも即時誰でも実行できる時代が今です。

情弱と言う言葉がささやかれている昨今ですが、まさに情弱とは文字通り「情報に弱い者」のことです。

情弱の方に共通しているのは「考えたら答えが出るはずだ」という勘違いをしていることです。

残念ながら、考えることにより答えが出ることは稀です。
なぜなら、考えてるのは、考えても答えが出ないからだからです。

人の頭脳はよく出来たもので、わかることであれば数秒で答えを導き出します。

なので、10秒考えても答えが出ない場合には、答えを知らないか、答えを導き出す方法を知らない可能性が高いです。

10秒考えてもわからないことは、ググる、ググってもわからなければ聞く。
自分の頭脳や知識を過信しすぎないように注意しましょう。

魔法の杖があると思っている

これをしたらうまくいく。
これを知ってれば生涯安泰。
チャンスさえ掴めれば。

こうした類の妄想を魔法の杖と言います。

無能な人は、この魔法の杖があると思っています。
なので、魔法の杖さえ拾えたら人生を一発逆転できると信じています。
その妄想により、ときどき詐欺られます。

残念ながら、魔法の杖は存在しません。

なぜなら、社会は変わり続けているからです。
魔法の杖があるとするならば、変化に対応し続けられる自分になることだと思います。

そのためには、日々学習、日々実践。
これ以外に方法はありませんし、最短ルートもないのです。
時間に比例した資産なり実績を積み上げるしかありません。

歳を取るまで何も積み上げて来なかった人が、ある日突然魔法の杖を拾って大逆転。そんなことは起こりません。

だからこそ、若い人は若いと言うだけで可能性があります。
これから積み上げていくことができるからです。

構造を見ていない

無能な人は、白か黒かで物事を判断したがります。

「白と黒が両方ある」という状態を認識できません。

つまり、それは構造を見れていないということです。
前述の魔法の杖の話とも通じますが、物事に絶対的な正解があると勘違いしているのです。

物事の正解は誰にもわかりません。
なぜなら、変数が多すぎるからです。

大切なことは、白黒はっきりさせることではなく、変化し続ける構造に合わせて柔軟に動き続けることです。

白が正しい時もあれば、黒が正しい時もあります。

「〇〇って言ってたじゃないか!」

こんな感じで、職場の上司に怒ったりしてませんか??
確かに、その主張が正しい時もありますが、他人に責任をなすりつけてるだけの場合もあります。

どちらにしても、上司に怒りを持つことで解決することは何もありませんよね。自分が疲れる上に、上司に嫌われるだけです。

そもそも絶対的な答えは存在しません。答えは常に相対的なものです。

上司の命令だって状況によって矛盾してるように見えることはあります。
ですが、それは上司の命令の変化を理解できてない、理解できないことを質問しない、その人の認識レベルの問題だと僕は思います。

職場だけではなく、すべての物事に構造認識の視点を持つことが大切です。

初めの一歩が遅い、やっても続かない

行動するまでが遅いです。
たまに、えいや!と動き始めても少しの失敗でやめます。

・軌道修正しながら継続する
・積み上げる

こうした意識がないので、毎回ゼロからなにか新しいことをはじめます。
動機は「ラクに稼げそうだから」というのが多いです。
(以降無限ループ)

仕事ではなく、お金そのものに執着している

無能な人の勘違いしていること(共通点)の結論はこれです。

お金は大好き。仕事は嫌い。

仕事ほど楽しいことはないと僕は思っています。
これほど、人生を充実させてくれるものは他にないでしょう。

仕事そのものを楽しんでいる人で、無能な人を僕は見たことがありません。

、、、ふう、疲れた。

長文になっちゃいましたね笑
読んでいただきありがとうございました。

でわでわ、良き独学ライフを!

記事を読んでいただきありがとうございます◎普段はアートディレクター・デザイナーをしています。「つくることは生きること」そんな思いでnoteを更新しています。