女の子のゲロを自分のカバンで受け止めようとした話。小説『明け方の若者たち』
人生には忘れられない瞬間というものがあって、それを思い出させるスイッチは世の中のどこに設置されているかわかったものではない。たとえば僕に付けられたスイッチの中には、関ジャニ∞の『ズッコケ男道』を聴くだけで昔付き合っていた女の子との思い出がフラッシュバックするというものがあった。最高に意味がわからないと思ったことだろう。安心してほしい。僕もさっぱり意味がわからない。
僕が関ジャニ∞の明るく楽しい楽曲を聴いて号泣するヤバイやつではないことは別の機会で弁解するとして、ここで言いた