次世代のグローバル教育!?IBってなに?

どうもおはこんにちは、あっくんです
今回は僕が小中高の12年間過ごしてきたカリキュラム、国際バカロレア(IB)について僕の体験談も交えて話します。
おそらくIBを初めて知るという読者さんもいると思いますのでこれを機にIBについてもっと知ってくださいね:)



IBってなんぞや?

IBの正式名称は"International Baccalaureate"。日本語では「国際バカロレア」と言います。スイス発祥の教育プログラムのIBは世界では日本を含む153ヵ国、
3073を超える学校が導入しています。
IB公式サイトのミッションステートメントを引用すると、

The International Baccalaureate (IB) is a global leader in international education—developing inquiring, knowledgeable, confident, and caring young people. Our programmes empower school-aged students to take ownership in their own learning and help them develop future-ready skills to make a difference and thrive in a world that changes fast.

ibo.orgより

日本語翻訳すると、

国際バカロレア(IB)は国際教育のグローバルリーダーです—探究心を持ち、知的で、自信に溢れ、思いやる心を持っている若者を育成しています。このプログラムは生徒に自身の学びに責任感を持つことを勧め、急速に変化する世界で活躍する能力を取得、成長させる手助けをします。

ibo.orgから翻訳

翻訳ガバガバですみません…
これらの文章からでも分かる通り、IBはグローバルな人材育成に特化したプログラムです。そのためほとんどの授業は英語で行われています。
成績もGPAや100点満点方式とは少し違い、1から7の採点(7が一番いい)が採用されています。
この時点で従来の教育システムとはかけ離れていますね…

それに加えIBの一番の特徴と言えるのが試験の内容です。小学校高学年から
テストのような試験ではなく、レポートの試験が増えていくます。もちろんテストもあります、しかし僕の体感では全体の25%ぐらいですかね。
実際に僕が10年(高校1年生)の時、科学の授業でもらったレポートの設問は:"Choose one particular biotechnology and discuss its ethical, social or legal issues"
(一つの生物工学技術を選択しその技術の倫理的、社会的、法律的問題点を論じなさい)

この試験ではレポートの内容を自由に決めることができ、授業で学んだことやインターネットなどで調べた情報を使い書いていきます。
これだけ見ると僕でもどう始めたらいいかわかんないですね。実際には授業で何個か生物工学技術を学ぶので、その中から一つ選ぶという感じです。
この課題で僕はDNA鑑定(DNA指紋法)について書きました。授業の内容だけではなく、色々な情報源から好きなことを調べることができたのですごく楽しかった印象があります。

テストだけにとどまらない生徒の知的好奇心を尊重した課題や試験があることから様々な人から「大学準備に最適なプログラム」と言われています。

IBには小中高みたいな感じでPYP, MYP, DPと別れているのですが、全てを説明するとちょっと長くなりそうなのでまた個別の記事を書きたいと思います。


どうでしょうか?
難しそう、圧倒されたなど色々な感情はあると思いますが実際にはそこまでキツくはないですし、先生と一緒に頑張れば誰でも成功できるプログラムです。
IBはアメリカやカナダなど世界の大学でも認知されているので留学しやすい事もメリットの一つです!
IBがもっと気になったという方はIBの公式サイト見てみてください!(英語で書かれていますが)

ではまた会いましょう!
ほんじゃまた!

あっくん

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