東京あんだーぐらんど
東京はただの町の名前だ。別に東京の人は誰も居ない。みんなたまたま東京都に住んでいるし、たまたま東京で働いている。東京の学校に通ったり、東京で恋したりしている。
最近、東京ラブストーリーというドラマを見ている。
今はまだ3話なんだけど、これがすごく面白い。昔の東京の街が舞台なんだけど、レトロな粋さが小田和正さんの曲や、ファッションから溢れている。かんちーが耳にこびりついてしまった。。
あとは、昨日なんだけど、いきつけのバーがいくつかあって、その中でも仲良くしているお兄さんとお姉さんが誕生日を迎えていた。ぼくは誕生日という日は祝うのも祝われるのも苦手で、いつも祝わないでねなんて言っちゃうんだけど、
昨日行ったバーはどっちも自然に集まった東京に住んでる人たちがたくさんいた。
みんな常連で、仕事終わりなんかにみんな酒を飲み交わして、誕生日を祝いたっていた。
ああ、やっぱり東京はいい街だななんて思う。どっちも新宿にあるんだけど、
僕らはいつも東京の悪い点ばかりを拾い上げて、大声で愚痴るんだけど、
東京はあったかくていい街だなと改めて感じた日だった。
東京あんだーぐらんどは、いつも人のつながりが根強い。でもそれは依存的じゃなくて、
くっついたり離れたりする。わがままな関係。
都合よくつかって離れたりする。でもまあ、それが自然なんじゃないかって思える。
あの二丁目のお兄さんは、好きな人が4人いるっていってた。
1人に傷つけられても他の3人の誰かは絶対に慰めてくれるから。
そんな一言が僕の中ですごくこだまして、寂しくも暖かくもなった。
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