髪の切り時がわからない
恥ずかしい話、僕は自分で髪を切るタイミングを見極められない。
髪が伸びたなと思いつつも、「金がもったいない」「美容師さんとの会話どうするん…」という心の声が強すぎて美容院を予約するのをいつも躊躇してしまうのである。
――社会人としてどうなん?
本当にそう思う。お金とコミュニケーションを憂いている、なんて何とも情けない気がする。情けないと分かりつつ、髪は伸び続ける。切った瞬間止まってくれないかな、成長。
執筆後見返して、僕の心の成長は既に止まっていると確信した。
――逆にいつ切るの?
己の限界を感じたとき。
他人の目を気にし始めたとき。
人から髪が伸びていることすら忘れられたとき。
大体こんなものです。
でも一番の理由は「なんとなく」な気がします。なんとなく伸びている髪を、なんとなく切りに行く。それが人生の楽しみですよ、とはならんのです。
――これから髪とはどのような関係を築きたいと思っていますか?
関係……?
「無」ですかね。いや、無くなったら実際困るんですけど、関係は「無」でありたいですね。
ああ、でも無くなったら美容院に行かなくてもいいのか。
え……?
そもそも無くなりゆく運命だと。まあ、最近前髪後退し始めていますけど、まだ髪の毛は十分ありますよ!
うっとしいのに、残ってもらいたいという、この気持ちは一体何でしょうか。やはり、髪に関しては色々と考え直さないといけないようです。
取り敢えず薬用シャンプー買ってきます。
――最後に一言
春なのに 忙しいのに note書く
髪は伸び行き 仕事も続く
書き上げなければいけない原稿、PJの課題、己の成長、その他諸々。
予約しなければいけない美容院、続かない会話、シャンプー台への道。
なんだ、髪を切ることは仕事なのか。
それってつまり……。
これ以上言うと身を滅ぼしかねないので、今日はここまでにします。
追記:
今日の晩御飯を決めていません。
最後まで読んで頂きありがとうございます!文章を読んで少しでもほっこりしてくれたら嬉しい限りです。