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保育園は母のためではなく、子どものためー3つの理由

保育園は「母親の就労、通学、介護のため、やむを得ず通わせる、預ける」場と思い&思われがちです。が、4人の子どもを計15年通わせてわかったのは、保育園は「子ども・赤ちゃんたちの成長や健全な育ちのために通わせる」場ということ。お母さんが働くためではなく、子どものために保育園に通わせる3大理由をピックアップします。ちなみに保育園とコラボして入園前のお母さん向けにワークショップを開催した時に整理した内容です。保育園に対する思い入れが強すぎて、3つに絞るのがとても大変でした(笑)!


(1)子どもの生活リズムができる

9時半頃全員が登園完了し、朝礼して、体操したり、歌をうたったり、点呼したり。その後、各年齢&クラスごとに遊んで、年齢によっては朝のおやつ。11時半には栄養バランスをしっかり考えられたお昼ご飯(給食)を食べて、トイレ、パジャマに着替えをして13時にはお昼寝です。

年長さんになると、1,2歳児のクラスに行って「トントンしながら寝かしつけ」をお当番がすることも!(可愛すぎるでしょー!)15時には起きておやつタイム。また外遊びをしたり、17時頃になって人数が減ってくると異年齢クラスもみんな一つのお部屋に集まって絵本読み聞かせなど。この毎日の生活リズム、大人(母親)一人では用意…できません。

私は産後うつになった時に、赤ちゃんのお風呂、着替えが何よりもしんどくて、お昼寝のためにお着替えなんて、、、考えられませんでした。


(2)子どもが「自分でできる」


保育園には1歳児が一人で蛇口の開け閉めをできる洗面台や、一人でドアを開けて座れるトイレがあります。これ、どんなセレブwのおうちでも用意しませんよね?おまるや補助便座つけたとしても、保護者がサポートしながらでないと用を足せないんですよね。自分一人で、お友達の様子を見ながら&マネしながらやるということが、子どもの自信、達成感につながります。1歳児でも自分のタオルをしっかり判別し、自分で拭く!保護者がお膳立てしないからこそ、自力でできることが増えていく。そして自信につながります。


(3)お友達がたくさんできる


0歳児あるいは乳児に社会生活&集団生活は必要ないんじゃないかとも言われていますし、私自身もそう思っていたんです。が!0歳児でも友達ってできるんですよ!交流するんですよ。おしゃべりするんですよ!(しゃべれないくせにw)

0歳児のお迎え行くと本当に楽しそうなんです。「〇〇先生の”いないいないばあ”最高じゃない?」なんて、しゃべれないながらも伝え合ってるとしか思えない。この交流は四女と41歳差の私にはできませんw。

同年齢、異年齢の友達はもちろん、たくさんの大人(保育士、看護師、調理師、ママ友、パパ友)たちに抱っこされます。抱っこされることで、知らない人を信頼する力もついていくのだと思います。「知らない大人についていかない」指導だけじゃなく、信頼する力も身につけたいものです!信頼できる他者がいるからこそ、自身も信頼できる人間になろうと思うもの。「保育園は子どものため」の理由は3つに中々しぼれませんが、しぼってみました!

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