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#12 友だちと比較するな! 比べるべきは ”昨日の自分”

こんにちは、夫婦でダンススタジオを営むシマムラ(妻)です。

習い事でも、仕事でも、なにかと周囲の他人と比べて

「わたしはあの人よりできている」

「自分はあの人よりできなくで全然ダメだ」

とか思うこと、日々ありますよね。

子どももそうだけど、大人の日常だって他人との比較で溢れてる。

だが、しかし。

ジャグルでは日々のレッスンで子どもたちにこう伝えています。

「比べるのは他人とではなく、いつも ”昨日の自分” であれ」

と。

友だちや他人と比べたって、なんもいいことないからさ。


■無意識な ”他者との比較” で自己成長は止まる

日々の暮らしのなか、何も意識しないとわたしたちは比較ばかりする。

習い事で同じクラスの子と比べて「わたしの方がうまい(ふふん♪)」とか、

学校のテストが返されて「わたしがこのクラスで一番よ(エッヘン)」とか、

家で兄弟と比べて「おれ方が背が高いぜ(ヘヘン)」とか、

夕食のときに「ぼくのハンバーグが一番デカイ(ほくほく)」とか、

本当に ”比較” で溢れた毎日だ。


でも、ここに危険がひとつ。

他者と比べて ”できている” ”優れている” と優越感にひたり慣れてしまうと、自分の成長はもう間もなく止まってしまう。


周囲と比べて、確かに今は優れているのかもしれない。

でも、それは ”今の周囲” のなかで優れているだけ。

少し違うフィールドに移ったときに、たいていは自分より優れた人なんて山ほど、富士山ほど、エベレストほど、本当にわんさかいる。

それに気付かず今のフィールドで優れている自分に満足したら、それ以上の自己成長はない。


■いつだって比べるべきは ”昨日の自分”

だからさ、他者と比較してもいいことないのさ。

しかも、たいていは自分より下手だったり、能力が劣っている人を見つけて「あいつより自分はうまい」って思いがち。

そうなると、自分が一番だと思っている ”今の周囲” にだって自分よりうまい人はたくさんいるのかもしれない。

自分では見えていない(見てない)だけで。


だから、周囲と比べ始めるとキリがないし、意味もない。

「あいつより自分はうまい」がどんどん増えて、今の自分に満足して怠慢が増えて終わり。


一方で、比べるのが ”昨日の自分” だったらどうだろう。


「昨日よりも九九の計算が早くなった」

「昨日できなかったステップができた」

「リフティングの最高記録を更新できた」



こういう「できた!」を毎日積み重ねていれば、成長は止まらない。

ライバルが昨日の自分であれば、慢心することも、満足することもなく、ただただ1日1%の成長を繰り返すことができる。


いつだって、比べるのは ”昨日の自分”。


そう心に留めて、他者と比べたて気持ちよくなっている自分を見つけたら、

「あかんあかん、自分と比べな」

と比較対象をしっかり ”昨日の自分” もしくは ”過去の自分” にもっていこう。


昨日より1%成長すれば、1年後には今の3761%成長できるのだから。


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