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障害者向け転職エージェントとの初回面接
先日、精神障害者向け転職エージェントとの初回カウンセリングがありました。備忘録的に私が聞かれたことをまとめたいと思います。
職歴・退職理由
事前にエージェントのwebサイトに入力した職歴をもとに、退職理由を説明するよう求められました。
私は前職が公立学校の教員だったのですが、「土日も部活や行事等で出勤しなければならないこと、その振休が基本年末年始か夏季しかないことで疲労が蓄積したこと」や「慢性的に多忙であること、一人が担う業務量が多すぎること」の2点を主な退職理由として挙げました。
エージェントの方からは、「それは過酷な環境でしたね。」と労いの言葉が出るほど客観的に見ても異常な環境だったんだなと痛感しました。
障害を発症した時期・きっかけや原因
障害を発症した時期は私は学生のときで、その後寛解したと思って仕事を始めたのですが、実際薬を飲んだり自分に適した環境でないと再発してしまうのだと感じ、今回は障害者雇用を受けようということをお伝えしました。
原因はストレスフルな環境、キャパオーバーの仕事量。この二つにつきます。教員同士や対生徒、対保護者のストレス。若手だからと言ってなんでも押し付けようとする雰囲気、わからないことを聞いているのに「何でこんなこともわからない?」と馬鹿にする態度。教員なら何でもして当たり前という空気。上の人のヘマの尻拭いをしないといけないばかばかしさ。いくら生徒のことを思っても、ストレスの多い職場はある程度鈍感でないと生きづらいということ。
ここまで細かくはないですが、例としてこのようなことを挙げました。
希望条件
これは一般雇用の転職エージェントでも聞かれる定番の質問かと思いますが、私は以下の条件をお伝えしました。
①事務職で手広く探してみたいということ(未経験可)
②今住んでいるところから通いやすい範囲(電車一本で行ける)
③ざわざわしていない環境(ざわざわする環境だと集中できない・ストレスがたまるため)
障害特性
双極性障害Ⅱ型の特徴として、躁状態と鬱状態の症状を聞かれ、次のように答えました。
①躁状態について
・「これくらいできるだろう」と自分の能力を高く見積もり、スケジュールにやたら予定を入れている
・少しのことでイライラが募る
・何かをしていなくちゃと焦っていろいろなことに手を出してしまう
・睡眠が短くても平気、早朝に起きてしまう
・買い物をいつもより多くしてしまう、いつも買わないものを買ってしまう
②うつ状態について
・躁状態の後ガクッと落ち込んでしまう
・何事にもやる気がなくなってしまう
・気力も体力もそがれ、外出や人込みが怖くなる
・寝つき、寝起きが悪く、起きてからもすっきりしない
・過去の嫌だったことを思い出し、自己肯定感が失われ「自分には価値がない」と感じる
今後も自己分析を行っていきます
もっと他にも症状がある可能性はありますが、今自覚している症状は以上です。
これから自分を理解していくにつれ新たに鬱・躁のサインに気づいていくのかなとも思っています。
今回は初回のカウンセリングということで、電話で30分ほどかかりましたが、事前にPowerPointで転職に関する条件や自分の特性についてまとめていたおかげでスムーズにいったと思います。(電話でとっさに話すのが苦手なので準備しました。)
あらためて自分の特性を理解し、それを言語化しておくことの大切さを実感しました。
自分が何を苦手として、どんな環境で働きたいのか。
どんな配慮を受けられたら自分らしく働けるのか。
転職活動は続くので今後も自己分析を繰り返し行うことが必要だと感じています。
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