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6/27(土)島子屋オンライン勉強会Vol.3~哲学対話✖️非認知能力〜

島子屋では「非認知能力」と「探究学習」をキーワードに
屋久島だからこそできる放課後支援のあり方を模索しています。

3回目の勉強会はやっくんが担当しましたー!
今回新たなメンバーも少しずつ加わってます。
まずは、チェックインで、自己紹介とGOOD &NEW。
それぞれの近況を話した後、
ちーちゃんから、島子屋の概要や前回までを話してもらいました。
↓島子屋の詳細はこちら↓


今回の勉強会の目的は
「非認知能力の解像度を上げる」
「非認知能力の関係性を知る」

です。

まずは、新しい参加者もいたので改めて「非認知能力とは何か」を3人1組のブレイクアウトルームに分かれて対話の時間。
メンバーの非認知能力の解像度を上げもっと噛み砕いた表現を出した上で哲学対話の時間。
やっくんが最近体験したプログラムで、子どもたちにもぜひ体験したて欲しいなー!とも思ったのでやってみました。

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哲学対話とは、
1960年代にアメリカで始まった「子どものための哲学(Philosophy for Children:P4C)」に由来します。これは難しい哲学者の思想について教えるのではなく、思考力を育てるものであり、そこで「対話」が主な方法として開発されたものです。
答えのでない「問い(テーマ)」について、参加者自身が、
それぞれの考えや意見を伝えあいながら、答えを探す対話。
相手の言葉に耳を傾けたり、
自分の考えや意見を話したり、
じーっとだまって考えたり…
いろんな人の意見に触れながら、
ココロがふっと開かれていく、
そんな自由な時間を過ごす時間です。

哲学対話はの面白さは、思考を広げる時間にあります。
それは、答えの出ない問いに思いをめぐらせるからです。
哲学対話の記事ですごく共感する記事がありました。


一部引用すると
学校という空間では、「何でも言っていい」ということが徹底して否定されている。学校で子どもたちは、正しいこと、いいこと、先生の意向に沿うことを言うように訓練される。間違ったことを言えば「違う」と言われ、悪いことを言えば怒られ、先生の意に添わなければ嫌われる。もちろん正しいこと、良いことを教えるのは必要である。人の気に入ることが何かを学ぶのも重要だろう。けれどもだからといって、それ以外を排除していいわけではない。
この「それ以外」の余地が日本の学校ではほとんど禁じられているため、子どもたちは、その場にふさわしいこと、その場で期待されていることしか言わなくなる。それがうまくできれば優秀な生徒として評価され、さもなければ出来の悪い生徒とされる。許されているのは、与えられたことを決められたルールの中で行うことだけで、そのルールを守らせるために、教師は成績評価をアメとムチとして活用する。学校において考える力は、そうやって枠をはめた状態で育成される。しかし発言の自由がないところには、思考の自由も自発性もない。



アクティブラーニングや対話的で主体的な学びと言うキーワードが学校教育の中で当たり前になってきたので、学校生活の全てが当てはまるとは思いませんが、少なからず共感できるところがあります。

実際に勉強会で「哲学対話✖️非認知能力」をやってみました。
問いとして「非認知能力の価値・意味とは」を設定。
限られた短い時間でしたが、各それぞれメンバーの体験や経験からのバックグランドから見る非認知能力が出てくる出てくる。

最後に学びのチェックアウトとして、
・大事なのはわかるが、としてできること親としてできることどうすべきだったのか?どうすべきだったのかを考えたい
・コミュニケーションが発達によって苦手な人もいる。ハンディキャップがある中で、それぞれが豊かに生きることができる、社会や教育をする必要がある。
・協調性や助け合いの心
・非認知能力は空気。身に着けるものだが、呼吸のように無意識でできることも大切。
などなど、たくさんの学びがでました。



最後にブログで紹介した記事をメンバーに共有して終了。
皆さんも是非読んでもらえれば。

簡単にまとめると
ポイント1
チャーター・スクールの性質→結果主義のアメリカ
日本と事情がちがう。でも学ぶこともある。
結果としての学力に可能性を感じている。学校を変える一歩になる。

ポイント2
認知能力と非認知能力は相互作用的に高まっていく
ハーレム・チルドレンズ・ゾーンでも家庭で育つ非認知能力を最重要視している
3歳までの親の言葉かけが認知能力を左右する




非認知能力の奥深さを改めて感じながら、あらためて、自分と非認知能力繋がり、体験と非認知能力の繋がりなどを確認することができた時間でした。正直時間が毎回足りないくらい濃い学びの時間です。正直時間が毎回足りないくらい濃い学びの時間です。次回も楽しみです!
次回も楽しみです!

やっくん

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