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お父さん・お母さんの声を聴こう〜10/14(水)島子屋オンライン勉強会vol.7〜

こんにちは!ちーちゃん@島子屋です。
約1ヶ月ぶりの更新ですね!

島子屋では、「離島のあたらしい放課後を創造する」をモットーに
屋久島で非認知能力×放課後のあり方を模索する調査活動をおこなっています。

島子屋のざっくりすぎる自己紹介はこちらの記事をどうぞ!

非認知能力ってなに?という方はこちらをお読みください^^

先日、島子屋の活動の一環として
屋久島町内の対象校区の小学校・全世帯を対象に
「子どもの放課後にかんするアンケート調査」を実施しました。
今週のオンライン勉強会では、その結果をふまえての対話や、テスト事業のアイディアだしをおこないました。(オンライン勉強会の写真は撮り忘れました…)
その様子をアンケート集計のまとめとともにお伝えします!

前回につづき、
子どもたちの非認知能力を伸ばす場づくりや
屋久島で子育てをしている、
アンケートの結果が気になる!など
私たちの活動に興味をもってくだっている方はぜひご覧ください^^

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まず、回答率について。
1年生 89%
2年生 85%
3年生 56%
4年生 58%
5年生 50%
6年生 32%

運動会が間近だったにもかかわらず、たくさんの方々に回答していただきました
低学年ほど回答率が高いのは、放課後支援に対するニーズのあらわれでしょうか。

ここからはランキング形式で紹介していきます!
(うしろの数値は全回答数に対しての割合を示しています)

子どもたちの放課後の過ごし方

1. 自宅で勉強する 79
2. 習い事(運動や音楽等)に通う 51
3. 一人でテレビやビデオ、音楽を視聴して過ごす 39

お父さん・お母さんの放課後の困りごと

1. 外遊びをする時間がない 44
2. 習い事の送迎が大変 25
3. 宿題をみる時間がない、特に困っていることはない(同率) 24

放課後支援サービスに求めるもの

1. 送迎サービスがある 36
2. 長期休業も預かりがある 40
3. 利用料が安い 23

子どもに伸ばしてほしい力

1. 自分と向き合う力 76
2. コミュニケーション能力 74
3. 自分を高める力 72

自由記入欄

・4時間授業時に一人でいるのが心配
・宿題をさせ、学習の習慣を身につけさせ、ケアしてもらえる場をつくってほしい
・あそこに行けばお友達がいる!という様な場所があったらいいなと思います
・親の非認知能力が上がらないと、子どもの非認知能力も上がらない

おまけ・普段使っているSNS

1. LINE 62
2. facebook 40
3. YouTube 38

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みなさんは、この結果からなにを考察しますか?

教育界のiPhoneになろう

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アンケートを実施する前は、
「非認知能力」という言葉の認知度はまだまだ低いように感じていました。
ただ、今回のアンケート調査では
「非認知能力は、子どもに伸ばしてほしい能力」と認識されているということがわかります。

まだiPhoneというものがなくみんながガラケーを持っていたとき、
iPhoneを欲しいとおもう人はいなかった。
社会に登場したときに
みんなに必要とされるものとなっていった
という話がありました。

島子屋も、教育においてそのような存在でありたいとおもいます。

いまは社会に認識されていなくても、
子どもたちにとって本当に必要な教育を模索し、見極めていくことが
将来的に「なくてはならないもの」に変わっていくのだと。

放課後の困りごととして、「特にない」という回答が上位にありながらも
7割強のお父さん・お母さんが非認知能力を子どもに伸ばしてほしいと思っているという結果がありました。

非認知能力を育む主な環境は「家庭環境」と「課外活動」であるという研究もあります。

「子どもに伸ばしてほしい力=非認知能力」と「放課後」を結びつけていくため
そのために私たちも学びつづけたいと、たしかな手応えを感じました。

今回はざっくりとアンケート結果をお届けしましたが
アンケート結果は来春までに、島子屋全体の報告とあわせて安房小のみなさまのお手元にお届けする予定です。
ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

約半年間の文献調査・先行事例調査で得た知見をもとに
いよいよはじまるテスト事業には、7名の小学生が参加してくれます。

校長先生・教頭先生にアンケート協力のおねがい・事業説明をしたり、、

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テスト事業に協力していただける保護者のみなさまにもテスト事業の内容をお話ししたり、、

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来週からのテスト事業開始に向けて、着々と準備がすすんでいます!
その様子もまた後日UPしていきます。おたのしみにー!

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