島子屋の地図のつくりかた!〜7/11(土)オンラインにて戦略会議をおこないました〜
こんにちは!島子屋のちーちゃんです。
島子屋では、2週間に1度のペースでオンライン勉強会を実施しています。
先日はそのオンラインの場で、島子屋の戦略等について再確認する会議をおこないました!
参加してくれたみなさんありがとうございます^^
今回は、島子屋の核となる部分の考え方を、オンライン会議の内容を補足する形で紹介したいとおもいます。
島子屋に興味を持ってくださっている方はもちろん、
教育やまちづくり、それにかかわらずとも何かしらの事業をすることに関心のある方はぜひ読んでみてください!
まず1番のポイントとして、島子屋では、目的と戦略、戦術というものを設定しています。
戦略や戦術というと戦いのようなイメージがありますが、
これらは事業をはじめる上で欠かせない地図とコンパスのようなもの。
たとえば、
子どもがゲームを買ってもらいたくて、
お父さんお母さんに交渉する場面があったとしましょう。
あたらしいゲームを買ってほしいから(目的)
テストで満点をとったらゲームを買ってほしいと両親を説得して(戦略)
一生懸命に勉強する(戦術)
これが、目的と戦略と戦術の関係になります。
教育的にいうとご褒美は外発的動機づけになり効果なしとされますが、ここではあくまで戦略づくりの例ということでご勘弁を。笑
外発的動機づけについてもっと知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
さて話を戻しますと、戦略等の設定はビジネスでは必須の考え方。
しかしながら、これまで教育やまちづくりにかかわるなかで、戦略的に行っている事業は実は少ないのではないかな?と感じています。
そこで、目的・戦略・戦術の設定がなぜ重要なのか?
3つの理由をくわしく解説していきたいとおもいます!
1. 逆算して効率爆上げ
目的を設定するということは、ありたい姿・変えたいものを思い浮かべるということ。
先ほどのたとえでいうと、テストで満点をとり、ゲームを買ってもらった自分です。
漠然と勉強するだけでも、努力すればテストで十分な点数を取れるかもしれません。
ゲームでなくても、希望の大学に合格したいなど、
自分が望む目的を設定し、そこからどうすべきかを逆算することで、
効率よく高いゴールに到達することが可能になるのです。
まちづくりや環境問題の文脈で用いられるバックキャスティングにも近い考え方です。
2 ささいなことでもやる気UP
目的から戦術に落とし込むということは、やることなすことすべて目的につながっているということになります。
授業の復習をすること、暗記すること、練習問題を解くこと。
ただやみくもに勉強するのではなく、
戦術の一つ一つが目的達成のために意味のあるものになり、
ささいなことでもやる気がアップします(←ここが内発的動機になっているとさらに良し)!
島子屋ではオンライン勉強会のほかに
地道な文献調査や先行事例調査、instagram等SNSでの発信をおこなっていますが
すべてのことに意味を見出しているからこそ、モチベーションを保ちながら、たのしみながら活動をしています。
3 失敗してもやり直せる
目的と戦略がしっかりと設定されていれば、
戦術は何度でも変えることができます。
たとえば、テストの勉強をするなかで、うまく理解がすすまなかったとしましょう。
そのときは勉強法を見直して、よりわかりやすいテキストを選んでもいいし、
わからないところは人に聞いてみてもいい。
つまり、戦術は状況に応じて変化させていくもの。
この戦術は本当に目的と戦略を達成できるもなのか、
常に精査して考えていく必要があります。
さいごに
以上が目的・戦略・戦術を設定することが重要であることの3つの理由でした!
島子屋は社会調査からうまれ、現在進行形でつくりあげているサービスです。
島子屋の戦略をくわしく解説することはここではしませんが、
社会調査についての研修を受けたとき、
「調査はただ実態を明らかにするものではなく、社会を変えることに意味がある」
ということを学びました。
わたし自身、教育にかんしてさまざまな思い入れがありますが
自分のやりたいことをがむしゃらにやるだけでは、独りよがりの自己満足になってしまいます。
今どこにどんな現状があって、なにが問題で、だれに対してどうやってアプローチしていくか
その結果が社会を変えることにつながっていくのではないでしょうか。
強い思いがあるからこそ、現状と問題を明らかにしたうえで、しっかりと的をしぼって設計していくことがとても重要なのです。
みなさんは、なにかあたらしい事業や企画をはじめるときに
目的・戦略・戦術を考えていますか?
もしそこまで考えていないなら、ぜひだまされたと思って目的・戦略・戦術を設定してみてください。
おどろくほど視界がクリアになりますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また!
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