電車にまだノビシロハアル

満員電車に揺られる日々は、なかなかきつい。PCを持ち歩いているから荷物は重いし、腕は痛いし、あー座りたい、と思う。

座席の前にも立つことができず、ドアの前に立って、毎度駅で電車から降りて出口を開ける、同じ電車賃を払っているのに最も下層扱いとなるポジションで、何にも捕まることができぬまま、体幹を鍛えざるを得ないときに、気づいたことがある。

こんなに人でパンパンなのに、荷物置き棚がら空きじゃない?

そうなのだ、前も後ろも横もきつきつなのに、上はまだ活用できるスペースがあったのだ!上にも人が入れれば満員電車の一人当たりのスペースはもっと確保されるのに!

いっそ荷物置きだなも座席にしちゃえばいいのだ!

ちゃんと降りたい駅で降りれるよう、ディズニーシーの「ソアリン」のように、電車が駅で止まるたびに二階の座席が上から地上へ降りてくる。電車が動き出すと、また二階へ上がる可動式だ。

こうして電車の座席前に立っている人たちは、みんな二階席に座れるようになる。したがってドア付近に溜まっている人は、座席前に立てるようになる!

この際だからさらにもう一つの由々しき問題も解決しておきたい。

それは、電車が駅に着いたとき、満員電車でドア付近に立っている人の中に、ぶつかられても迷惑そうに思われても決して屈せず、石のように微動だにしない人がいることだ。あれには参る。社会を回している我らは社会人である。その自覚を持って頼むから一度電車から降りて出口を開けてくれ!

そのような人たちへの対応策として、ドア付近の床は、いっそ歩くエスカレーターにしよう!駅に着くと、歩くエスカレーターが自動で動き、ドア付近の人たちが全員ゆるやかに外に押し出される仕組みだ。

こうして満員電車の混雑問題、電車降りるのむずすぎ問題が軽減されるのではないだろうか。

冗談半分で書いているが、意外と未来の電車はこのように進化されているのかもしれない。

電車の未来に期待しよう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?