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365日のシンプルライフと片づけと料理

Amazonプライムで「365日のシンプルライフ」を視聴しました。何もかもイヤになった主人公が、幸せを探してある実験をはじめるという話。モノがあふれて困っているワタシにぴったりの映画でした。

実験とは、持ち物ぜんぶをトランクルームに預けて、必要なモノを1日に1つだけ取り出してもいいというルール。さらに、1年間はモノは何も買わないというおまけ付き。場所はフィンランドの首都ヘルシンキ。窓の外は雪景色でカゼは大丈夫かなと思いながら見はじめました。

引っ越したばかりのようながらんとしたアパートの部屋。素っ裸で窓の外を眺めてたたずむ主人公。とつぜん裸のまま走りだしてトランクルームを目指す姿に笑えるやら驚くやら。

そんなやりすぎる行動を取る26歳男性の自分を見つめる1年間。最初のがらんとした何もない部屋は、静けさに満ちています。新聞、プリント、本が山になっている私の部屋と比べて、とにかくてうらやましい。もう、今すぐにあんな部屋に住みたいと思いながら見ました。

さらに、昔の映画「ティファニーで朝食を」を想い出しました。トランク一つの荷物で生活する主人公オードリー・ヘップバーンの映画です。自由に行きたいところへすぐに動けるように荷物は持たない主義の主人公。モノのない身軽さは憧れでした。オードリー・ヘップバーンの荷物は少ないはずなのに、なぜか豪華なジバンシーの衣装がたくさん。まあ、映画ならではの設定でした。

この365日のシンプルライフの主人公が「次は何を持ってくるべきか」と考えるときに、自分だったら何にするかなと想像するのも楽しかった。靴か布団かどっちにしようみたいな。

モノを増やさないようにと気をつけているはずなのに、あっという間にたまってしまう。どうせたまるなら、知恵とか美しい手書き文字とかいいものが増えればいいのになあ。

ここ数年ずっと部屋をきれいにしたいと思い続けて、変化がないのは行動力がたりないせいに違いない。どうやら、真剣にモノと向き合うときが来たなと感じた映画でした。これからどういう生活をおくりたいのかを考えてから、残すモノと手放すモノを決めないと。

たぶん、優先順位がだいじなんでしょう。必要なモノ。必要だと思ったけどじつは使っていない。大切にしたいモノ。年齢により大切なモノは変化する。ひんぱんににアップデートしないといろんなモノがすぐにたまりそうです。

最近はDVDやCDはほとんど配信を利用するから、持っている必要はない気がする。ここ何年も見ていない。もう似合わない洋服とかもありそうだし一度見てみよう。

おまけに、目下のお悩み「料理が下手すぎる」もなんとかしたい。切実です毎回メニューを何にしようと悩む時間がもったいないから、料理の勉強をするしかない。まずは簡単にできそうな料理本を探すことからだな。

来年のいまごろは片付けと料理の悩みが消えていますように。せっかくいいタイミングだから、頼むよワタシ。まかしたよ。




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