1回目の転職

1回目の転職は、
25歳の時だった。

当時、新卒から総合病院の精神科スーパー救急病棟におり、
多分そのままいたらリーダーをやり、責番をやり、、など成長していたと思う。
地方の実家で暮らしていたため家に帰れば母の温かいご飯があり、彼氏もいて、同期とすぐ飲みに行ける関係もあり、なに不自由ない生活だったと思う。

転機があった。
7年近く付き合っていた年上の彼氏へ同棲の話を出した。
デートではラブホだの漫画喫茶だの必ず運転が込みになるため、移動して過ごす時間も惜しいし、自分達の空間を作って過ごした方がゆっくりできるし、26歳27歳位で出産したほうが後々体も直ぐ回復しやすいのではないかとなんとなくぼんやりした計画もあったためだ。

当時彼氏はオッケーを出した。
アパート見学の予定も立て、
夜勤明けで彼氏と一緒に見に行ったのだ。
仮契約も終え、夜勤明けの体は悲鳴をあげたためラブホにいった。


奴は賢者タイムでこう言ったのだ。
[契約、、、解約しない???]

いったいこの阿呆は何をいっているのか?
フィニッシュした頭がクリアになったのか?
いや元々洗脳する技量も私にはない。
全くもって意味がわからない。

ひとまず未だに夜勤明けの頭には理解できなかったが、意味がわからないことを言い出す奴と同棲しても良くはない。
奴に自分で解約してもらうよう伝える。

そして思ったのだ。
このままここにいてもなんにも変わらないかもしれない。
よし、転職しよう。と。

そこからは早かった、神奈川辺りや東京の精神科を探し、面接を受け、受かった後に職場と面談し辞めた。

面談ですんなりとは行かずまだまだ3年目なのに、、と言われたがすでに内定を貰ってることを伝え強行突破をした。(法で定めた日数より大分余裕はあった。)

晴れて関東デビューしたのである。

つづく。


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