夏のお散歩日記 小さな花たち
朝、息子の通学路を一緒に歩いていると、「あ!こんな所に花が咲いている!」
季節の小さな変化に気付くことが多くなりました。
椿や水仙や菜の花やツツジの花、去年の私は一体何をみていたのだろうか?と思うほどに色々な花が目に入ってきます。
小さな花を見つけて感じたことを、ツラツラと書いています。
お時間ある方、お付き合いいただけると嬉しいです。
「世の中には、こんなにたくさんの妊婦さんや小さなお子さん連れの親子がいたのか?!」と妊娠した時に驚いたことがあります。独身で子供と疎遠だった頃には、周りには妊婦さんも親子の方もたくさんいたけれども、全く気づかずに見過ごしていたのだと思います。
自分が当事者になって、育児や子供に興味を持つようになって必要な情報として脳が認識した途端に、フィルターがかかったように、ラジオのチューニングがあったように、急に景色が変わって見えはじめる。周りの世界は全く変わっていなかったのに。
見ようと思って意識しないと見れない景色って本当にあります。ただ何となくぼーっと過ごしていると、気づかない世界が。
ぼーっと過ごすことも時には必要だし大事ですが、何が好きで何に興味を持って何を知りたくて何を見たいと思うのか?飛行機で電車で車で、はたまた歩きで?そのスピードでしか見れない景色もあります。
それらに気がつくことで、脳に必要な情報として認識させることで、目に入る景色も人生も変わってくるのかもしれません。
人は見たいものしか見えていない、のだから。
そんなことを思いました。
赤やピンクの濃い色の撮影は、思ったように色を写せないことが多くてちょっと苦手です。私は創作写真の時には色調などを色々といじったりするのですが、街の風景や花を撮影する時には、私がその時感じて見たまま撮影したままの色を残したい、そしてあまり手を加えたくないと思っています。
でも赤などの濃い色は、色が潰れやすかったり、濃淡がうまく表現できなかったり、やけに白っぽくなったり、「こんな色じゃなかった」感が強いです。
植物が持つ美しさを、植物が持ついい色を写したいな、と思います。
しかし思うように撮影できない、実物とは違う、ということも写真の面白さなのかもしれないですね。
「あ!!!ここにも花が咲いている!なんの花だろう?こんなにも小さい花が咲くのか・・・」
息子と一緒に登校していた時、公園に咲いていた花が気になってしまった。
見たいと思って意識を向けないと見れない景色がある。
そんなことを実感する植物たちです。
たぶん、レッドロビンの花もニシキギの花もスミレの花も毎年咲いていた。
美しいものや好きはすぐ近くにあって、気づかずに見過ごしているかも知れない。
それは人にも当てはまるように思います。
小さな変化や趣、誰かの優しさや親切に気がついて、喜べること、楽しめること、それを幸せというのではないか、と思います。
私はこれから、何を見たいのかな?
好機を逃さない機微な人でありたいです。
皆さんも美しい素敵な出会いがありますように。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
ここまで、貴重なお時間を!ありがとうございます。あなたが、読んで下さる事が、奇跡のように思います。くだらない話ばかりですが、笑って楽しんでくれると嬉しいです。また、来て下さいね!