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【79/1000日後に島へ移住する話〜島暮らし・島旅_利尻島&家島&与那国島~】

3年後には、島へ移住しようと決めました。
そこで、何を考え、何が必要で、どう動くか、実体験として書き留めていきます。移住がちょっと気になる、島を知らない方や島でお世話になっている方に何かお伝え出来ることが生まれたら、嬉しいなと考えております。

今回のオンラインBAR島語りのテーマは「島の暮らしと島旅」
北海道・利尻島、兵庫県・家島、沖縄県・与那国島に関わりのある方をゲストに迎え、環境が全く異なるそれぞれのお話。
これだけネットが発達しても知らない、そこに住んでいるからこその価値観など、同じ日本なのに!と思うことがありました。

〜滞在は?宿泊について〜
どの島も宿泊施設は充実していて、観光がメインの利尻島では年間の来島者が10万人を越え、与那国島はダイビングでのリピーターが多いそうです。
ハイシーズンは満室になるため、かなり前からの計画が必要とのこと。
長期・短期滞在するならオフシーズンがオススメで、島の方ともお話をする機会が作りやすい。

〜季節の風景は、島旅の魅力〜
利尻島
6月頃から始まる昆布干し。
2、3年かけて育てられた利尻昆布(利尻島で取れたもの。それ以外の地域だと「りしり昆布」となるそうです。長さが1.5〜3mを越えるものも)が海岸を埋め尽くす、海と島の恵みを感じる風景です。

家島
家島天神祭、海上安全と五穀豊穣を祈願した夏祭りがあり、
2隻の船を組み合わせた上に舞台が造られ、豪華な欄間や幟で飾った、
だんじり船で獅子舞などの神事が奉納されます。

与那国島
石で出来た屋根が亀の甲羅のような形の亀甲墓がある。
昔は墓室内で遺体を風葬したため非常に大きく、数年後に家族で清める洗骨という文化がある。

〜島ならでは〜
利尻島
うにの軍艦巻きがお弁当。魚はお裾分け、ケースで配るので買わない。
島のりおにぎりが絶品で一度食べていただきたい。

家島
月並み祭(毎月恒例)。兄弟分という、幼なじみよりも強い絆の文化。
砂や木材といった資材を運ぶ、クレーンが装備され自力荷役作業が可能なガット船がたくさん停泊している。

与那国島
アジアとの貿易拠点、風待ちの港とよばれる。
お祝いやめでたいことは、潮目に合わせて行う。

〜移住は?〜
利尻島
お試し暮らし体験住宅があり、それぞれの方に合わせたプログラムを提供している。島の知り合いを作れるよう官民連携の伴走型。

家島
介護職の要望はあるが、島の仕事は専門性が高い。
船でのアクセスが良いので、姫路本土で仕事をしながら島に暮らすという形も可能。独自の空き家のマッチング制度がある。

与那国島
あらゆるジャンルの人材が不足していて、農業などは3年間のサポート制度がある。家賃が高く一見さんでは厳しいので、住み込みから始めると良さそうです。

~さいごに~
北、南、瀬戸内海、全く違うお話で、島独自のモノ・コトはいつも興味深いです。
島を知ったり人と会うなら、オフシーズン。移住に関しては、暮らす場所の問題がハードル高いかもしれません。
まずは通ってお互いに知っていただくということをコツコツ始めるのが、最初の一歩と思います。


ご覧いただきありがとうございます!
次はどんな島の方と語れるのか楽しみです。

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