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夏時間の始まり

土曜から日曜に変わった夜中にひっそりと時計が1時間進められた。

夏時間の始まりだ。

夜中に時間が進む理由は皆寝静まっていて、一部の夜中に働いている人たちを除いては1時間進もうが戻ろうが大きなダメージはないからだろう。

サマータイムは1時間進むので昨日まで日本との時差は14時間だったが、今日から13時間になった。日本が朝の9時ならばこちらは前日の夜の8時(*アメリカ東在住です)。もう何十回も夏時間と冬時間を行ったり来たりしている生活をしているのに、やっぱりこの日から何日間かは改めて考えないと日本が何時なのかわからなくなってしまう。若い時もそうだったので歳のせいではない。

1時間戻るのか、進むのか、アメリカ人もこんがらがるのだろう、皆こんな風なフレーズと共に覚えている。

Spring forward, fall back (春は進む、秋は下がる)

これは春・spring と動詞のspring 弾む・跳ねる・ジャンプする、そして秋・fallと動詞のfall 落ちるをかけている。直訳すると、”前に跳ねろ、後ろに下がれ”という感じかな。

1時間損した気分になるサマータイムだが、嬉しいのはまだ家を出るのが暗いうちで帰る頃はまだ陽があるということ。冬時間は暗い内に家を出て暗くなってからの帰宅だったので1日が必要以上に短く感じていた。

今日は日中の気温が2度くらいで、サマータイム開始だというのに春の気配すらまだない。そういえば去年もこの時期に似たようなことを書いていたな、と思い出し探してみたら・・・・あったあった。

これを見ると去年は一週間後にはもうシマリスが起き出している。まだ1匹も姿を見せていないけれど、そろそろ起きてウロウロするようになるのかな〜。そして私の1年前は完全オンライン授業で生徒たちに会うことすら出来ていなかった。

そう考えると生徒たちと一緒に毎日楽しく過ごせるのは本当にありがたく、1年前の私からすると嘘のような現実だ。明日の ”あーーーーん、睡眠時間1時間削られたから眠いーーー”という生徒たちの叫び声も可愛く見えるだろうな。

シマフィー 


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