熟女こそ婚活したほうがいい最大の理由
第8回

熟女こそ婚活したほうがいい最大の理由

島田佳奈(Kana Shimada)

46歳という年齢は、世間的には「結婚を諦めた」と思われる年頃だ。
お節介な友人ですら「いい人いるけど、どう?」と紹介を持ち掛けてくることはなくなり、両親ですら「娘が孤独死するのはしのびない」と本気で嘆き、せめて餓死することないようにと、生前贈与の話をもちかけてくる。

生前贈与はありがたいものの、不憫に思われるのは無性に腹が立つ。まぁこれまでの離婚やら婚約解消やらのすったもんだを一番知っている彼らだからこそ、「どこで育て方を間違えたのだろう」と思う反面、余命いくばくもない余生で娘を是正できるはずがない……と、ささやかながらフォローしているつもりなのかもしれない。

実の親に孫の顔を見せられないどころか、いつまでも心配かけっぱなしの情けない自分。
だが己のワガママや一時の衝動で「しなくていい回り道」をするほど若くはないことを、親たちは理解していない。彼らの目には、いつまでも「不肖な小娘」に映っているようだ。

娘は最近、ようやく「自分に合った、長く幸せでいられそうな相手」を見つけることができた。理性と感性(本能)どちらにも偏らず、じっくり選ぶだけのスキルも習得した。

48年もかかってしまったのはアレだけど、親が元気なうちに肩の荷を下ろさせることだけはできそうだ。
長生きしてくれてよかった。娘が心配で、おちおち死ねなかっただけかもしれないが。

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46歳まで、あたしは婚活する必要を感じたことがなかった。切れ目なく次の男が現れたのは、単にあたしが男好きだったばかりに数珠繋ぎとなっただけのことだ。

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島田佳奈(Kana Shimada)
作家/女豹ライター/コラムニスト。 ここでは、ブログや連載媒体では書けない「女の本音」や昔の秘蔵原稿などをアップします。 コンテンツは基本有料ですが、一部無料または投げ銭もアリ。