公務員がイキイキと働く後押しをしたいから ~ 本を出すことになりました ~
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新年早々、一つご報告させていただきます。
今年の2月中旬(予定)に『仕事の楽しさは自分でつくる!公務員の働き方デザイン』という本を株式会社学陽書房様から出させていただくことになりました。同社のご関係の皆さま、特に編集のNさん、Nさんをつないでくれた村上さん、本当にありがとうございました。
以前からブログを読んでくださっていた編集者の方からご連絡をいただいたのが2019年の春。
《自治体職員が楽しく働く秘訣を知るための本》というテーマをご提案いただいたときには、「自分にそのような本が書けるのか」「私自身は楽しく働けているのだろうか」と思い、声をかけていただいた嬉しさと同じくらい不安を感じていました。
それが何とか皆様にご報告できることになり、ホッとしています。
本書では主に若手公務員を対象に
公務員って、ままならないことがいろいろあるよね。
でも、ひとのせいにしても何も変わらないから、自分の人生のハンドルは自分の手で握ろうよ。
そんなメッセージを込めて、それを支援する《42のデザイン》を盛り込みました。
住民のために少しでもいい仕事がしたいと思いながら、
「ルールなんだから仕方ないよね」
「上司が分かってくれないんだから仕方ないよね」
「業務量が多すぎるんだから仕方ないよね」
日々、そのような「仕方ないよね」と向き合っている若手公務員や、そんな若手の育成・指導にあたる公務員の皆さんの助けになればという想いで書いています。
あとがきでも書きましたが、
公務員一人ひとりが幸せを感じ充実した気持ちで働いていたら、きっと住民を幸せにするようないい仕事ができる
理想論だと笑われるかもしれませんが、私は結構本気で信じています。
そして、昨今の新型コロナウイルスによる社会の変化の中で、その想いは一層強くなりました。
幸せを感じ充実した気持ちで働くためには、自分の人生を主体的に生きることがとても大切です。
つまりは自分の人生のハンドルは他者に委ねず、自分の手で握るということ。
「それが一人でも多くの人に伝わりますように」
そんな私の祈りを込めた一冊となりました。
多くの人に読んでいただけるかどうかも大切ですが、私にとっては読んでいただいた人に一つでも価値ある言葉を届けられたか、それこそが本を出す意味です。発売を控えて、私の個人的な経験とわずかな知識から生まれた言葉が、どれくらい皆さんの役に立つか、ワクワクと不安が入り混じっています。
ただ、私自身が読みたいと思える内容を書くことができたので、ジタバタせずに、『公務員の働き方デザイン』を送り出してあげたいと思います。
この本を世に出せることは、今年1年の中で、キャリアコンサルタントの資格を取ることと並んでとても大きなポイントです。どちらも言葉のチカラによる働く人の支援。
今年はこの本を柱に、本業でも2枚目の名刺においても、「公務員一人ひとりが幸せを感じ充実した気持ちで働くことで、住民をもっと幸せにする」を言葉のチカラで後押しする1年にしたいと思いますので、皆さま何卒よろしくお願い申し上げます。
Words create world.
2021年1月2日 島田正樹
(1月8日追記)
Facebookで記事を投稿したところ、本当にたくさんの方から「いいね」やコメントをいただきました。ありがとうございます。
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