初めてのロッキン ヤバイTシャツ屋さん編
人生初の音楽フェスは全てが感動的だった。
ネクライトーキー ラストの遠吠えサンセットでは軽く涙を流し、そのまま向かったgrass Stageゴールデンボンバーのパフォーマンスは音楽フェスならではのものだった。
のちにgrass Stageに立つヤバイTシャツ屋さんをイジった 「ヤバイTバック屋さん」や、ヤバTのCDのジャケットがオシャレという理由で、ギター喜屋武の羽織っていたジャケットにヤバTのCDをぶら下げるなど、スペシャルなパフォーマンスを披露。
その後に観たフレデリックでは、オドループ、飄々とエモーション、オンリーワンダーなど、踊って盛り上がるフレデリックワールド満載の曲や、新曲を披露する圧巻のパフォーマンスだった。
個人的にはKITAKUBEATを演奏してくれて凄く嬉しかったし楽しかった。
その後、休憩を取ろうとフードコートに向かいトマトミートソースパスタを食べた。ロッキン初日でバタバタしてたのもあり少し待たされたけど、味は美味しかった。
そして、楽しみの一つであったヤバイTシャツ屋さん。
同じ時間帯にofficial髭男dyismがパフォーマンスをするタイムテーブルだった。
ヒゲダンも観たかった。でも途中でヤバT移動したらそれはそれでちゃんとパフォーマンスを観れない気がして、それでヤバT始まる30分前にgrass Stageで待った。
リハのためステージ上がるヤバT。
一通り調整確認した後、ステージを去る直前に「ヒゲダンを諦めてヤバTを選んでくれてありがとう」と、こやま。
僕がヤバT好きなのは曲の面白さ、格好良さ、3人のトークは勿論、こういう熱い想いを語るこやまが引っ張るバンドだからだ。
ヤバTを知ったのは結構前で、YouTubeであつまれパーティーピーポーを観たのがきっかけ。「なんか面白いことするバンドだな」と思った。ただそれだけだった。
2ndアルバムが発売されたタイミングでなんとなく行った渋谷のタワレコでヤバTのアルバムとライブDVDを同時購入するとクリアファイルが貰えると書いてあったし、ちらっと映るDVDもなんだか楽しそうな雰囲気もあって両方とも購入。
アルバムに収録されてる「サークルバンドに光を」をライブDVD観る。
演奏前のMCでのこやまの言葉が凄く突き刺さった。普段あんなにふざけてるのにこんな良いこと言うんだと。
曲の歌詞では「誰でも使える言葉を使って 誰にも歌えん歌を歌う ノリと勢いだけそんなことないとわかる人はわかってるはず」
この歌詞が、このnoteを書いてるこの瞬間さえも泣きそうになるくらいとても好きな歌詞。
これを機に僕はヤバTを応援したいと思うようになった。
「サークルバンドに光を」の演奏はなかったものの、ヤバTの全てが伝わるライブパフォーマンスだった。
そしてラスト2曲を迎える直前のMC
2年連続でロッキンの一番おっきいステージに立つことがどれだけ大変なことで、どれだけありがたいことかを熱く語ったこやま。
僕はそのMCをステージの真横にあるスクリーンで観ていた。しかし、こやまが喋っている方向が、僕のいる方向だったのでステージに目を移した。
「仕事や学校が凄く大変で辛いけど、ヤバTの曲聴いたら元気が出るようになった。そういうツイートをみてて、音楽やってきて良かった意味があることやなと思った。だからこれからも僕たちのこと好きで居続けるために頑張るから応援してくれ!」と語ったこやま。 (もしかしたらちょっと違ってるかも知れないです)
確かにこやまとヤバTと目は合った。彼らの熱い想いを直接的に伝わることができた。
僕は前日、仕事でアンラッキーすぎるミスがあってかなり落ち込んでいた。どうしてこうもツイてないんだろうと。
しかし、なんとか頑張って乗ったことのない電車乗って辿り着いた茨城ひたちなか。
そう思うと、自然と涙が溢れるようになった。
あんなに騒いでたのに、あんなに笑わしてもらったのに、ラスト2曲になる「ヤバみ」「ハウ前ソ」でなんで泣かなあかんねん笑 って思った。
かなり長いnoteになったけど、この一日は僕にとって忘れられない日になるだろう。
何年、たっても、思い出してしまう…んだろうな