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町で暮らす孤独感

今自分がひとりで抱えているモヤっとを吐露します。
新しい環境に無所属で入ったとき、どうやって居場所見つけていますか?


成果を出して、やっと「居心地が良い」と思ってきた


私は東京から、人口1300名ほどの
上勝町という町に移住をしてから約1ヶ月が経った。
感覚としては、自然も人も最高。ホームシックもない。
でも、孤独。

移住したからといってその地元企業に転職したわけではなく
フリーとして入っているので、同じ目線に立てる仲間がいない。
(いないと思ってしまっている)

どこに行くにも"所属感"がなく、コンサルタントをしていた仕事柄か
私の中で、関わる全員が"お客さま"であるという認識から抜けられない。
この町の為に圧倒的な成果を出さないと、存在価値がないのではないか
という考えをどうしても手放せない。

これまでも東京-京都-大阪-インドとあらゆる場所で営業をして
目にみえる即決営業で数字を作り最短で
「この子は出来る子」
「自分たちの場所で結果を出してくれる子」
というブランディングを築き、居場所を確立してきた。

自分で勝手に作ってしまう「壁」

だからこそ、何にも目に見える成果のない今
自分で町民の皆さんへ壁みたいなものを作ってしまい
どうしても関わる際、異常に気を遣ってしまうのだ。
そしてそれが相手にも空気感として伝わってしまい
心理的距離ができてしまうことを肌感覚として感じている。

なので町民の方から、固いよーと言われることもある。笑

またその思いを加速させるのが、東京であれば感じることの少ない
地域コミュニティの強さも一つの要因かもしれない。

すれ違う車を見るだけで、あ、○○さんだ!と分かったり
誰がどの家に住んでいるのかも町民同士はよーく知っている。

そりゃ、何年何十年も住んでいる人たちのコミュニティに
たかが1ヶ月、東京から来た何者かもよく分からない人間が
すぐに馴染めるだなんて思う方がおかしい話ではあるのだけれど。

私のような立場である人間が他にいない故
絶賛孤独感を感じているのである。。

自分で自分に許可を出すこと

とはいっても、この町には
みんなが帰って来られる場所・故郷になってほしい
という思いを持った農家さんはじめ
他の町に比べると外部の人間に対してウェルカムな人が多い印象である。

なので、結局のところ私がいかにして
どんな自分であっても、ここに居ていいんだ
と、自分自身が思えるかどうかが勝負なのかな。と
(つい自分と闘いがち)

「自分で自分を許可すること」
これってすごく難しいんだよなぁ〜〜〜
でもこの課題をクリアしない限りどこ行っても孤独なんだよね。

だからこそ、これが私の次のステップなのかな。
って書きながら気がついたり。

あとどのくらいでこの町に本当の意味で自分が馴染めるのか。
町の皆さんも私がいてくれていいなあというところまで還元できるのか。
はーもどかしいね。葛藤です。





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