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Change the my carlife 5 メルセデスベンツ編2~愛車を探す試乗記

生粋のスバルファンとしては次に乗るクルマはスバルであるべきなのだが、いまクルマを乗り換えるとして「乗りたい」クルマがない。スバルであればレボーグやアウトバックがあるが、どちらかと言えば「乗るとしたら」という気分である。全体見渡しても「乗りたい」クルマがない以上、探すよりほかないだろうということで試乗を始めた。では人生最後に乗りたいクルマは何か?と言えば、最後はメルセデスのオープンカー、CLKに乗りたいと前から思っていた。そこでまずはメルセデスを試乗することにしたのだ。Aクラスはともかく、Cクラスであってもやはりメルセデスは高価だ。しかし、試乗してみるとクルマとしての基本性能の際立った高さがあった。メルセデスのCクラスは初めて乗るのに、前から乗り慣れている感覚になるクルマであった。おそらくこれは、視認性の良さ、車両把握のしやすや、ドライバーが描いたイメージを違いなくトレースする走り、出来の良いシートなどのバランスが高次元で良いことの現れであると言える。比較としてボルボに乗ったわけだが、価格的に近い車両であってもその差が歴然とするのを目の当たりにしてその優位性は自分の中で確かなものになった。しかし価格はやはり高い。されど晩年になんて言っていると余計乗れないのではないか?現役で働いているうちに乗るべきではないか?という気持ちが湧いてくる。だとするならばだ、グレードを落としたら買えるのでは?と、しばらくしてそう考えるようになった。グレードを落としたらエンジンも変わる。それも試乗してみたい…と、いうことで2度目のメルセデスである。


◾️C180
エンジンのモードは4パターンあり、前回同様コンフォートで走り出す。前回、C200に乗っているからその違いがわかるが、最初にこの料理を食べさせてもらったらきっと満足してしまうだろう走りだ。しかし、確実にモーターアシストの効果はあると思い知る。Cクラスのハイブリッドはいわゆる燃費効果を期待するものではなく、あくまでもアシスト程度のもの。だが電動アシスト付自転車がそうであるように、走り出しや加速時にその効果は現れるのである。では、モードをひとつ上げてスポーツにしたらどうだろうか?アクセルに対する反応は上がり加速が変わる。それでも若干まだ出足が物足りないがC200に近づいてはいる。ただほんのわずかだが、エンジンの加速時にアクセルペダルに振動が伝わる。(スバルレボーグでも感じた)気になるのはそれくらいで、概ね遜色ない。あとは価格差との兼ね合いでそれらが許容出来るか否かということだ。

何台か試乗してみて見えてくることがある。メルセデスは買いなのだが、買う時期は良く見極めなければならない。とはいえ、現行のCクラスは晩年でありおそらく来年、もしくは再来年には新型になると予想される。Aクラスの顔が好きになれないのと、後期も後期のクルマがそのモデルで熟成された1番良いクルマに仕上がるのも知っているとすれば、遅くても来年にはCクラスに買い換えるのが得策と思う。金銭的な問題もあるがその辺りを考えつつ、Cクラスを第一希望にしつつ、他社も試乗してその考えを後押し出来るか検討して行こうと思う。


■試乗したクルマの販売価格ランキング(値引き前価格)
700万 メルセデスベンツ C200
684万 ボルボ V60
668万 メルセデスベンツ C180
514万 スバル レボーグ2.0STI
463万 スバル アウトバック2.5L

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