見出し画像

Change the my carlife 15 最終回~愛車を探す試乗記

ちょうど1年前…クルマを乗り換えるために沢山の試乗をしていました。4代目レガシィの6気筒エンジンを積んだ3.0Rに乗っていた僕はステーションワゴンの数々を試乗し結論を迫られていたのです。4代目までのレガシィのヨーロピアンなテイストが好きだったことから本場ヨーロッパのステーションワゴンに乗るべきだと思うようになり、中でもいつかは乗りたいと思っていたメルセデスベンツを選択することにしました。

しかし、メルセデスに到達するためには2つの壁を乗り越えなくてはいけませんでした。1つはコスト、もうひとつは色という壁です。輸入車は日本車と違いほぼ完成体で輸入されます。つまり、オプションなどは選ぶというよりすでに搭載されているものから選ぶという風です。僕が購入しようとしていたメルセデスCクラスワゴンはモデル末期でオプションの選択肢はわずかでほとんど全部載せなのです。当然価格は跳ね上がります。ただ、モデル末期で値引き額も大きかったので価格も出来るだけ抑えつつ近づけることが出来ました。それでも予算の上限をマークしてしまったので余裕はなく資金を捻出するのは大変でした。なんとか買ったというべきでしょう。それでも、最終モデルの一番成熟した極みを味わえるのは至福の時です。

2つ目は色。完成体で来るので色が選べません。色が選べないんですよ!シートは革、しかも黒で選択の余地はなくアイボリーにしたかったけれどもまあこれは受け入れることにそんなに抵抗はありません。しかし、問題なのは車体の色です。車体の色にはこだわりが誰でもおありでしょう。ドイツ・ベンツ・シルバーアローとくればやはり車体もシルバーにしたいところ。が、しかし車体は黒か白しかないのです。黒は汚れが目立つので却下するとして、白って!この白をどう受け入れるかが問題でした。白なんて微塵も乗る気はありません。むむむむむと悩むことしばし、解決策を見出しました。そうだ!ボディラッピングだッ!屋根とドアミラーをカーボン調にラッピングしよう!それならボディは白でも格好良いぞ!むしろ、これに乗りたいぞ!っと、名案が浮かんだのでした。カスタマイズするならボディが白でも、白だからこそ格好良く出来る!これが突破口になりました。

こうして納得して購入。買い替え当初は3Lからハイブリッド1.5Lのサイズダウンしたエンジン、しかも6→4気筒ではスムーズさも、パワーももの足りませんでしたが、1年乗ってみると今ではエンジンもスムースで気持ち良く回りますし、安全的なアシストされるドライブの快適性、クルマのラグジュアリ感、静粛性など明らかに以前よりも良くなったのも事実です。最後はメルセデスと多くの人が言うようにクルマの完成度のもたらす満足感は相当高いのでした。

1年経過してみて言えます。乗り換えて良かったと。そりゃ価格を考えれば当たり前ではありますが、メルセデスは噂に違わぬ良いクルマであり安全と安心のクルマでした。おすすめか?と、聞かれればもちろんおすすめであるとお答えいたしましょう。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?