見出し画像

Change the my carlife 3 メルセデスベンツ編~愛車を探し試乗記

人生初のメルセデスディーラーへ潜入。まずは、販売員にクルマの説明をしてもらう。よく考えてみると、いつも良く知るスバルをあえて説明してもらうこともなかったが、こうしてガイドしてもらうと何だかクルマを買いに来た気分になる。ちょっとテンションが上がったせいか試乗車の写真を撮るのを忘れてしまったので、展示車のCクラスワゴンのAMG仕様の画像しかないのはご愛敬。早速試乗と行こう。

■A200d
Aクラスをリクエスト。コクピットに乗り込む。なんでも最近の輸入車はシフトレバーがフロアに無く、コラムシフトになっているそう。その他のボタン類もハンドル周りに集まっていてなるべくハンドルから手を離さないように操作が出来るという安全思想を体現している。輸入車は元は左ハンドルだからかウインカーは左側についているので、しばし戸惑うがすぐに慣れる。
今回、思いがけずディーゼルエンジンである。教習車以来だ。直噴ディーゼルはトルクフルで加速が良い。キビキビ走る雰囲気で想像以上にスポーティーな感覚だ。ここでいうキビキビとはアクセルワークにリニアに反応すると思ってもらって構わない。横幅はCクラスと1cmしか違わないというが、ショートボディのせいか取り回しはしやすく感じる。それがまたスポーティさを増す。


Hi!Mercedes!でおなじみの奴なのでモニターがメーター類と連動していて異常に横長い。これは壊れるよね~と、思って伺うとやはり壊れるケースもあるようだ。最近、こうした液晶モニターが増えているが実際安全性はどうなのだろうか?ちなみに、反射はあまりなく見やすいことは見やすい。若干角度が垂直に近いのでその点で見辛いともいえる。ああそうそう、その液晶をコントロールするのにシフトレバーの位置にコンソールがある。


しかし、何といっても特筆すべきはシート。抜群に良い。固いのだが、しっかりサポートしてくれるので運転時に身体がずれない。なので長距離走っても疲れない気がするし、それを想像出来る。明らかに素晴らしいシートだ。やはり、ヨーロッパの、特にドイツのクルマである。


■C200 STATIONWAGON Laureus Edition
そして、Cクラスワゴン。Aクラスも同様にドアの音が凄い重厚感。厚みと重さがあり、高速で衝突しても守ってくれそうな感覚がある。走り出す、Aクラスに比べてまったく質感が違う。AクラスがスポーティならCクラスはグランドツーリングだ。本当にしなやかで、落ち着いた感覚がある。もちろん、静かだ。そして、同様にシートがすこぶる良い。Cクラスの方が良いと感じるくらいシートが良い。シートが良いとどうなるか?実は目的地に到着するのが早くなる。つまり、長距離ドライブをする際スピードを高めにしてもそこで稼げるマージンは多くはない。むしろ休憩時間によるロスの方が影響は大きい。シートが良く疲れなければ、休憩時間も必然的に短くてすみ、到着時間が早まるというわけだ。


この日初めて乗ったクルマで、まだ数分しかドライブしていないのにずっと前から乗っていた、慣れ親しんだクルマのように馴染むのはなぜだろうか?それだけ乗りやすいということなのだろうと思う。さて、ミッションは9速。最近の多段化オートマらしく9速もあるのだ。僕はエンブレを多用するので、普段5速を乗っている身としてはもうわけがわからない苦笑 その分無段階シフトに近いのでオートマ任せの乗り手には快適だろう。ちなみにブレーキは秀逸でグッと効きました。


あまりにもCクラスが良すぎて、購入検討のトップコンテンダーに踊り出た。唯一気になったとすれば、斜め後方視界が幾分スポイルされている点だ。この部分、SUBARUの方が優秀だ。


では、見積もりの話をしよう。話の流れ的にCクラスをいたく気に入ってしまったのでAクラスの見積もりはもらわなかった。Cクラスでオプション等など、まあ普通一通りつけると思われるオプションをつけて総額700万だ。た、高い。ただ、このコロナショックで売り上げが落ちている現状、少しでも売りたいのはどのメーカーも同じで実際これにすると決めさえすればかなり良い金額を提示してくれそうな雰囲気を感じた。ただ仮に100万お値引きがあるとしても600万。やはりメルセデスはお高いんですね。そうですよね…もう少し時間をください。


■試乗したクルマの販売価格ランキング(値引き前価格)
700万 メルセデスベンツ Cクラス ステーションワゴン
514万 スバル レボーグ2.0STI
463万 スバル アウトバック2.5L
さて次回、僕の旅行行きたい国スウェーデンの雄、ボルボをお届けします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?