2023.12.5 よく見る夢。
時々見る夢がある。
自分の部屋に誰かが入ってきて、寝ているわたしの上に乗ってくる夢だ。
誰なのかはわからない。
男性なのか、女性なのかも分からない。
ただ、毎回必ず良い気分にはなれない。
今日は、寝ているわたしの左側に寄り添う様に添い寝される夢だった。
いや……夢というにはあまりにも生々しすぎる感触なのである。
金縛りの一種なのか、それとも本当に誰かそこにいるのか。
きっとただの夢なはずなのに、あまりにリアルなせいで夢だと思えないのである。
その夢を見る時、わたしは恐怖よりも怒りの気持ちが勝る。
わたしは寝ているんだ。
その眠りを妨げるなんて許さない。
そしてなぜか振り払おうにも身動きが取れない。
きっと寄り添っているこいつの所為なのだ。
だからせめて、相手から去ってもらうためにわたしは必死に抵抗しようとするのである。
前回はそいつの腕に爪を立てようと抵抗した。
今日は動こうにも動けないのだ。
いつもよりも。
だからなんとかして腕に捕まろうと身体を動かそうとした。
そこからの記憶は、あまりない。
一度ならまだ分かるけれど、どうして何回も見るのだろうか。
実はわたしの部屋には何かいるのだろうか。
もう十何年も住んでいるものの、霊的な何かは感じたことがないのだが。
あまりにも続く様であれば、視える人に話してみようか。
そんなことを思ったのだった。