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不思議なスレチガウ恋の話(2話目)

こんばんは、『ヒトリゴトラヂオ』のお時間です。


パーソナリティを務めます"しく"です。


続きをお話しますね。やっぱりこのお話は長くなっちゃうな。


リコとやり取りを続けていると、不思議なコメントがチャットに。


?「私、あやの、よろしくね。」


彼女は、あやの、あやちゃんです。
リコの古くからのお友達でした。


リコの様子が普段と違うから気になってたようで、ちょっと席を外したときに、あやちゃんが介入してきたんです。
まったく、もう(笑)


あやちゃんは、こっそりリコの様子をワタクシに教えてくれたり、隠し撮りしたリコの写真を送ってくれたりするようになりました。


ただ、ある日、あやちゃんがキレた出来事があったな、そういえば。


ワタクシが出張に行った帰りに新幹線ホームで撮った写真、リコに送ったんですが、それをあやちゃんが見たんですよ。
あやちゃんはバツ1で、同じような写真を元の旦那さんが送ってきたことがあって、実はそれは不倫相手と会った帰りだったんですって。
リコがこっそり後で教えてくれました。


そこからしばらくは、


あやちゃん「あんたたち、別れなさい、既婚なんだから。」


を言われ続けたかな。


でも、途中で言うのを諦めました、あやちゃん。


だって、そのころにはもう二人ともお互いが大きな存在になりすぎていて。
止めることができなかったから。


あるとき


リコ「ねえ、ちく(しく)、東京に住むところ探してるんだけど、どこがいい?」
しく「どうしたの?東京に来るの?」
リコ「おちごとで東京にいくことになるの。近くに大きい病院があるとこがいい。」
しく「そうだな~、広尾とかどうかな。」
リコ「ほうほう」


わかります?なぜ病院か。
この時の二人は、こういう話題はあえて深く聞かないアヤフヤが多かったんです。


だからこそ、あの不思議事件が起きたのは。
というか、ここから起きるのは、ほとんどが不思議事件なのですが。


いきなりこれが送られてきました。
リコ「ちく、逢いたい、ちんかんてんに乗った。」


しく「は?はあ?乗った?もう乗ってるの?」
リコ「うん、そう」
しく「いつ東京に着くの?」


ここからしばらく音信不通なんです。
慌てたワタクシはあやちゃんに連絡をとりました。


その間に


リコ「なんかねぇ、新宿ってところで、いまお兄さんに話しかけられてる~」
しく「はあ?新宿?新宿のどのあたり?」


またもやここから音信不通。


あやちゃん「いま、リコの弟に連絡とれた。車で東京まで迎えに行くって。弟、めっちゃ切れてるけど(笑)」
しく「どうやら新宿にいるみたい。連絡取れなくなってる。」
あやちゃん「わかった、なんとか捕まえてみる。」


ちなみにリコの弟や、あやちゃんはそのとき京都にいたんですよ。
そして、あやちゃんは裏の顔を使いどうやら新宿にいるリコを探しだし、弟は高速を飛ばして、なんとかリコの確保に成功。


あやちゃん「なんとかリコ捕まえたよ、安心して。」


リコのこの行動、不思議でしょ?
はっきり言わないから、探しにいけないんです。
こういう女なんです。ふふ。


あ、あやちゃんの裏の顔はあやちゃんの名誉のために内緒にしておきます。
このお話がうっかりどこかで聞かれたら、めちゃくちゃ怒られそうですが(笑)


この突飛で不思議なリコのお話、もう少しさせてください。
自己満足なのはわかってるんです。
でも、記憶が薄れていく今が語っておくべきだと思うので。


それではまた会いましょ。会えたときに。

サポートエリアとな。設定してみました。知見を広めることに役立てたいなと。