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2024年 パ・リーグ順位予想&開幕スタメン予想&戦力分析(後編)

前回に続きパ・リーグの開幕スタメン予想と戦力分析である。
興味のある方は、セ・リーグ編を含めた過去3回分の投稿も併せてご覧いただけると幸いである。

【4位 ロッテ】
[開幕予想スタメン]
1 (右)荻野
2 (二)藤岡
3 (指)ポランコ
4 (一)ソト
5 (左)山口
6 (中)岡
7 (三)中村(奨)
8 (捕)佐藤
9 (遊)茶谷
(投)小島

先発は小島・種市・佐々木・メルセデス・西野までは有力で、残り1枠は美馬・二木・中森・ダイクストラのうちの誰かだろう。
救援陣は抑えの益田を筆頭に、澤村・東妻・横山・西村・鈴木・中村(稔)・澤田が主要メンバーとなりそうだ。
捕手は、基本的に佐藤・田村の2人体制か。
それ以外の野手は、かなり流動的な起用になると思われる。
上記スタメン以外だと、内野では安田・友杉・池田、外野では角中・石川(慎)・和田をはじめ、ケガからの復活を期す髙部や藤原も争いに加わってきそうだ。
投手陣・野手陣ともに明らかな弱点を抱えている訳ではないが、これといったストロングポイントを示せておらず、今一つ決め手に欠ける印象。
大化けする選手が1人でも出てくれば、一気に上位を狙えそうではある。

【5位 西武】
[開幕予想スタメン]
1 (中)金子
2 (右)若林
3 (二)外崎
4 (一)アギラー
5 (指)中村(剛)
6 (左)コルデロ
7 (三)ブランドン
8 (捕)古賀
9 (遊)源田
(投)今井

先発陣は強力。エースの髙橋(光)が出遅れているものの、今井・平良・隅田・松本に加え、與座・ボー・ルーキーの武内など、ある程度のクオリティを保証してくれそうな選手が多い。
ブルペン陣は増田・平井・佐藤(隼)・本田・水上・豆田、新加入組の甲斐野・ヤン・アブレイユと、こちらも充実している。
問題は野手だ。
中軸以外の火力がかなり弱く、大量得点は見込めなさそうだ。
新外国人のアギラー・コルデロが猛烈に打ちまくって、ようやくリーグ中位クラスの攻撃力と思われる。
既出の選手以外だと、内野は渡部・佐藤(龍)・元山・平沼、外野は長谷川・岸・鈴木(故障離脱中)、DH兼代打の切り札で栗山といったところか。
「投高打低」の傾向は顕著であり、いつまでも中村(剛)・栗山のオジサマ2人に攻撃力を依存していては、上位進出は厳しいと思われる。

【6位 楽天】
[開幕予想スタメン]
1 (一)茂木
2 (二)小深田
3 (右)小郷
4 (三)浅村
5 (左)島内
6 (指)鈴木(大)
7 (中)辰己
8 (捕)太田
9 (遊)村林
(投)早川

先発は早川・田中(将)・荘司・岸あたりが濃厚で、残り2枠をポンセ・辛島・藤井・瀧中あたりで争う構図か。
中継ぎでターリー・酒居・渡辺・宋・鈴木(翔)・内・伊藤(茉)などが任され、抑えの則本へと繋ぐ。
昨年まで抑えを担っていた松井(裕)の穴を則本が埋めたとしても、「先発則本」の穴を埋める選手が見当たらない。田中(将)・岸のベテラン勢に全盛期並みの稼働を期待する訳にもいかず、投手事情はかなり苦しい。
捕手は太田がメイン。安田の打力を買いたいが、開幕ベンチには入らなかった。
上記メンバーの他に、内野では阿部・フランコ・伊藤(裕)、外野では岡島・田中(和)が出場機会を確保しそうだ。
攻撃力はリーグ中位程度を期待できるが、とにかく先発に不安を抱えており、西武と同様に上位進出は厳しいと見た。

これまで4回に分けて、セ・パ両リーグ全12球団の開幕スタメンおよび戦力分析を行った。ラスト3球団は出場選手登録も参考にしたため、より精度が高まっていると信じたい。
とにかく疲れた。少なくとも深夜2時過ぎにやることではないようだ。
今シーズンの野球観戦の一助になれば幸いである。

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