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2024年 セ・リーグ順位予想&開幕スタメン予想&戦力分析(前編)

今年もプロ野球の季節がやって来た。
3月29日(金)、両リーグのペナントが開幕する。
本投稿を皮切りに1日おきに全4回、両リーグ2回ずつに分けて、各リーグの順位予想と戦力分析を行っていく予定だ。
プロフィールに「趣味はプロ野球観戦」と書いておきながら、これまで一切野球について触れてこなかったので、この辺りで抑えきれない自我(「プロ野球大好き!」という思い)を爆発させておきたい。

本題に入る前に、私がプロ野球観戦の沼にハマったきっかけをお話ししておく。
小学2年生(2001年)の頃、新聞の写真に写ったある一人の選手に一目惚れした。
メガネをかけたインテリジェンスな風貌、卓越したバッティングセンス、しかも抜群の守備力を誇るキャッチャーらしい。
なんてカッコイイんだ…

そう、古田敦也だ。

私は古田を見るために、プロ野球中継を見るようになったのだ。
2001年当時、地元北海道のプロ野球中継は巨人戦であることが多かった。
ヤクルト戦の中継機会が少なかったため、運良くヤクルト戦を見ることができた時は、古田の一挙手一投足を見逃すまいと必死になった。
そしていつの間にか、野球というスポーツ自体を好きになっていたのだ。

2004年、日本ハムが本拠地を北海道に移した。
このニュースによって、私の野球への愛はさらに熱を帯びる。
しっかりカウントした訳ではないが、小学5年生~中学1年生(2004年~2006年)にかけて、年間500試合程度観戦していた。
1日8試合観戦することもあった。
8時30分から高校野球4試合を観戦する傍ら、8時からヤンキース戦、11時からマリナーズ戦、14時からプロ野球デーゲーム、19時からプロ野球ナイトゲームといった具合だ。
狂気の沙汰である。

受験勉強や社会人生活を経る中で、さすがに500試合観戦は物理的に不可能になったが、今でも帰りの電車の中でスポナビアプリに齧り付くくらいには野球が好きである。

あまりにも前置きが長くなってしまった。
ここからが本題である。
昨年の順位や選手の出入り、オープン戦の調子、ケガ人情報などをもとに、両リーグの順位予想・開幕スタメン予想・各チームの戦力分析を行っていく。
今回と次回はセ・リーグ編、その次の2回分はパ・リーグ編となる。
これまでにない文章量となることが容易に想像されるが、このお題だけは書かずにいられない。
最後までお付き合い願いたい。

まずはセ・リーグの順位予想から。
おそらく比較的無難な順位予想のため、面白味に欠けると思う。

1位 阪神
2位 DeNA
3位 広島
4位 巨人
5位 ヤクルト
6位 中日

これより先、各球団の開幕スタメン予想と戦力分析である。

【1位 阪神】
[開幕予想スタメン]
1 (中)近本
2 (二)中野
3 (右)森下
4 (一)大山
5 (三)佐藤
6 (左)前川
7 (捕)坂本
8 (遊)木浪
9 (投)青柳

優勝の大本命だと思う。
先発は青柳・西(勇)・伊藤・村上・大竹あたりがメインとなり、さらに西(純)・評価急上昇中の門別が控えるなど、なかなか層が厚い。
救援陣は岩貞・及川・島本・桐敷・加治屋・湯浅・石井に加え、新戦力のゲラ・漆原あたりが絡み、抑えの岩崎に繋ぐ構図か。やはり駒数は揃っている印象。
野手に関しては、ほとんど昨年同様のメンツ。強いて上記スタメンに変更を加えるとすれば、前川がノイジーに代わるくらいか。
代打でミエセス・糸原・原口らが控える。
昨シーズンの2位とのゲーム差(11.5ゲーム)、阪神自体大幅な戦力の入れ替えがないことを考慮して、優勝候補の最右翼に推したい。

【2位 DeNA】
[開幕予想スタメン]
1 (右)度会
2 (一)オースティン
3 (左)佐野
4 (二)牧
5 (三)宮﨑
6 (中)桑原
7 (遊)石上
8 (捕)山本
9 (投)東

対抗馬になりそうなのがDeNA。
先発は東・平良・大貫・石田に加え、新外国人のケイ・ジャクソン、アピールを続ける森(唯)・小園・中川(颯)も控えており、5番手以降の争いが熾烈。
救援陣は入江が離脱しているのは痛いが、伊勢・三嶋・山﨑・上茶谷・森原・ウェンデルケンあたりを軸に回していくことになりそう。
捕手は昨年までの山本・戸柱・伊藤に加え、松尾も打撃を武器に正妻争いに絡んでいきたい。
内野は牧・宮﨑が固定。オースティンもケガさえなければ(これができれば苦労しないのだが…)固定。ショートは石上を筆頭に林・大和・京田と競争が激しい。
外野は度会がオープン戦で引くほど打ちまくり「1番・右翼」の座をほぼ手中に。佐野も実績十分。センターは梶原や関根も迷ったが、最近好調な桑原を推した。
オースティンの稼働期間がチームの命運を握ると言っても過言ではないだろう(?)

【3位 広島】
[開幕予想スタメン]
1 (中)野間
2 (捕)坂倉
3 (遊)小園
4 (三)レイノルズ
5 (左)秋山
6 (一)シャイナー
7 (右)田村
8 (二)菊池
9 (投)九里

3球団目にして、スタメン予想が困窮した。そしていろいろいじくり回した結果、意図せずして今日のオープン戦と全く同じラインナップに行き着いた。
開幕ローテはは九里・大瀬良・森下・床田・玉村・アドゥワの6人か。
中継ぎは大道・森浦・中﨑・益田・塹江・矢崎・島内あたりがメインとなり、抑えの栗林に繋ぐ構想だろう。
野手は複数ポジション守れる選手が多いのと、新外国人が今のところ期待薄なので、正直どうなるか分かりません(笑)
両外国人を外すとなると、堂林・上本・田中・矢野のうち調子の良い人が出てくるだろう。個人的には、どんなポジションもそつなくこなす上本みたいな選手が大好きである。
代打は松山、現在故障離脱中の末包が候補か。
投手陣はDeNAと拮抗していると思うが、打撃陣の差で3位予想となった。両外国人がしっかり機能すれば、さらに上もあるだろう。

(続く)

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