試験おわぴ遊ぴ!
試験が終わって開放されたのに、心はずっと囚われたまま。いざ勉強しなくていいとなると何をしていいのか分からない。試験が終わったらやりたいことがあんなにたくさんあったのに、はっ!!勉強しなきゃ…!!という嫌な気持ちで目覚める。呪われてしまったのかな。
1年以上ぶりに高校の時から仲良くしてくれてる友達と会った。相手は社会人だし久々に会うから色々と変わってるかな?と思っていたけど、いい意味で何にも変わってなくて楽しかった。(ここではYちゃんと呼ぶ)
とにかく今日の目的は、おしゃぱへを食べる事だった。
オシャレすぎるしこ、、
いちごのパフェは恋みのりのいちごを使っていると言っていた(気がする)。とっても甘い。
2枚目のパフェは春野菜のパフェ。
甘くないパフェなのだ。
ふきのとうの味のアイスとかそら豆のキッシュ、大葉のニョッキ、アンチョビソースなど、一種の食事をしているような気分だった。高級フレンチで出てきそう。
なんと、それぞれのパフェに合ったワインも出してくれるお店だった🍷どれも飲みやすくておいしこ。
ワインとパフェをちびちびと食しこながら、Yちゃんとお話した。主に話した内容はお給料のお話?月○○万もらってる!とか、包み隠さないで話すのがおもしこかった。私も4月から社会人。社会人になるのは不安でしかないけど、お金がもらえる事だけはいいなあ!と思う。
私は朝から何にも食べてなくてパフェだけでは絶対足りない…と思ったから、カレーも食べましこ。
カレーにもこだわってるお店らしくて、さすが美味しこかった…。お米は細いやつ。
さっきカップ麺食ってきた!と言っていたYちゃんも一緒にカレーを食べていた。元気だ。
美味しそうなご飯屋さんたくさんあるね~とお話してたらさらにお腹が空いてきて(永遠に空腹)、ご飯屋さんを探しまくった。
その途中でお茶屋さんを見つけ、茶葉を買った。
2店舗の紅茶屋さんをハシゴした。
茶葉は色んな種類があるからつい買いすぎてしまう。
とりあえず、店員さんのおすすめは買っておくべきだ。
そのあと卵かけご飯ご飯のお店を見つけた。
珍しさに負けてすんなり入店。
700円で高級卵かけご飯を食べる事ができるお店。
おかわりも1回まで無料です。サイコーーーー。
外食で卵かけご飯を食べるなんて滅多にないから新鮮。
卵の種類で味が違うのは知っていたけど、こんなにも濃さが違うのかと驚いた。高級卵は生で食べないと勿体ないと思うくらいに美味しかった。
とくに高級なのは茜っていう卵だった。
私はそのお店おすすめの白身メレンゲを頼んだ。
わっ!!!!思わず声が出てしまった。
白身こんなになっちゃうんだ。ふわふわすぎ。
白身にはなぜか出汁の味がついていた。
黄身は濃い。茜色。
食べてみると確かに驚きはあるが、メレンゲは空気を多く含んでいて、おかわりとして頼むのはダメだった。
空気でお腹がいっぱい…。ダイエットにいいじゃん、とおもったしこであった。
パフェも甘いのが一番美味しいし、卵かけご飯も普通に食べるのが一番おいしいと学んだ。普通が一番。
その後すぐ焼肉に行った。
最近流行りのチェーン焼肉店。有名な牛タンが食べたくて行ったけど売り切れていた。さすが人気。
かわりの牛たんで我慢した。
その牛タンが問題だったのか、この店の牛タンのレベルが低かったのかはわからない。味は美味しいがとても固かったのだ。噛みきれないほどの弾力、どんどん溢れ出る血の雫。
いくら料理が微妙で、ん?と思っても店を出るまでは何も言わないわたし。
牛タンを口に含んだYちゃんはこう言った。
「硬っっった!!!!!!」
私はそのストレートな言葉に思わず吹き出しそうになる。店員さんも聞こえるくらい大きな声で言うから笑ってしまった。
「硬すぎ!!なにこれ!!!!」
眉間にシワを寄せながら料理に文句を言うYちゃん。
味は美味しいよ!と私が言うと、味は美味しいね!と言ってくれた。よかった。
そのあとも、Yちゃんは犬がおもちゃを返さない時の険しい顔と同じ顔をしながら牛タンを噛みちぎっていた。(犬は飼った事がないからニンテンドックスの記憶。)
私は常に笑っていて苦しかった。
焼肉屋さんってなぜお通しにキャベツが多いのだろう?
キャベツは嫌い。そう思っていたけど今日改めてキャベツを食べてみたら意外と美味しいと思えた。
最近家でレタスを食べる機会が増えて、野菜がすきになりつつある。あんなに野菜嫌いだったわたしが野菜を美味しいと思える日が来るなんて驚きだ。
私「最近よく野菜食べるようになったから美味しく感じる!ピーマンとか好きになった!」
Yちゃん「あ!ピーマン美味しいよね!」
私「唯一、にんじんは美味しいと思えない」
Yちゃん「わかる!変な味する!この前買って食べたけど不味くて食べれなかった!」
私「にんじんの甘く煮たやつとか無理!」
Yちゃん「私昔それ好きだったから自分で作ってみたけど、不味くて食べれなかった!」
ごめんねにんじん。色だけはすきだよ。
キャベツって温泉の味がする。わかりやすく言うと雨の日の沼。わかる?私がそう聞くとYちゃんはニコニコの笑顔でこう答えた。
「わからない!」と。
未だに誰にも共感された事がない。私にとってのキャベツは温泉の味なのだ。
今日は楽しい休日だった。
社会人たのしい!というYちゃんの言葉に私は前を向けそうだ。
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