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Excel関数を使ってみよう!オートSUMボタンの使い方や注意点をご紹介します

Excelを使ううえで、合計や平均値を出すことがよくあります。
その際、電卓や手計算で計算を行うとなると、計算間違いが起きる可能性もあります。10行程度の表であれば、電卓や手計算でも可能です。
しかし、Excelの表は何百や何千行となる場合があります。これだと電卓や手計算では非効率です。

Excel関数を使うと、計算やデータ処理が簡単にできます。
特にオートSUMボタンを利用すると、数式を覚える必要はなく、必要なデータをクリックまたは入力するだけで合計や平均などが可能です。
少しの注意点を考慮するだけで、効率的な作業ができます。

✅以下のような方を対象としています。

Excel関数を一から学びたい方
効率のいい方法を知りたい方
Excel関数の学び直しをしたい方

✅結論

5つの関数はオートSUM(読み:サム)ボタンから呼び出そう

関数はExcelの中核であり、業務効率を向上させる魔法のツールです。一方で、注意点や失敗例も存在します。本記事では、わかりやすく説明しながら、注意点や失敗例を紹介します。

5つの関数はオートSUM(読み:サム)ボタンから呼び出そう

Excelでは、合計や平均といった計算をすることがあります。
以下の5つの関数は、よく利用する関数として、オートSUMボタンからすぐ呼び出せるようになっています。

  1. SUM関数(読み:サム)・・・合計を求める

  2. AVERAGE関数(読み:アベレージ)・・・平均を求める

  3. MAX関数(読み:マックス)・・・最大値を求める

  4. MIN関数(読み:ミニマムまたはミン)・・・最小値を求める

  5. COUNT関数(読み:カウント)・・・数値の個数を求める

オートSUMボタンを使ってみる

上記5つの関数は、オートSUMボタンから呼び出すことができます。
オートSUMボタンは、数値タブにあります。

合計を求めるSUM関数で使い方をご紹介します。

まずは、合計を求めたいセルをクリックして、選択します。

選択が出来たら、オートSUMボタンの下向き三角をクリックします。

今回は合計を求めたいので、合計をクリックします。

すると、選択したセルに「=SUM(B5:B10)」と入力されます。
(B5:B10)はB5からB10の範囲を合計します!となります。

範囲が問題なければ、「Enter」で確定させます。

合計を求めることが出来ました!

今回は縦に並んだ数字の計算をオートSUMボタンで行いましたが、横でも計算できます。

合計をしたいセルを選択します。

選択出来たら、オートSUMボタンをクリックします。自動で計算したい範囲を認識してくれるので、範囲があっているか確認します。

範囲が問題なければ、Enterで確定します。


注意点

  1. 範囲選択があっているかどうか

  2. COUNT関数は数値の個数のみ数える

1.範囲選択があっているかどうか

ご注意いただきたい点は、求めたい範囲が、あっているかどうかです。
5つの関数は、範囲を指定するだけで利用できる関数なので、オートSUMボタンから選択して、すぐにenterを押しがちですが、必ず範囲が正しく指定されているか確認することが大切です。

たとえば、下記の表の場合。

オートSUMボタンを使って合計を求めようとすると、求める範囲が「B8:B10」となってしまいます。

2月、3月が空白であるためです。
その場合は、範囲選択をし直してください。正しい範囲で合計を求めることができます。

2.COUNT関数は数値の個数のみ数える

カウント関数もオートSUMボタンから範囲選択をして利用できる関数です。
しかし、ややこしいことに、数値の個数のみを数える関数となります。

COUNT関数は、オートSUMボタンの数値の個数を選択します。

数値のみ数える関数なので、結果は・・・

「4」となります!
範囲選択を「B5:B10」としても、「休み」と文字の入っているセルは数えません。「空白」の場合でも同じですので、ご注意ください。
文字も数えてくれる関数や、空白を数える関数など、個数を数える関数は多くあります。またの機会にご紹介します。

まとめ

SUM関数~COUNT関数の5つの関数は、オートSUMボタンから入力すると効率よくできます。
注意点は、2つあります。
1.範囲選択が間違っていないか要確認すること
2.COUNT関数は「数字」の個数のみ数える。


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