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Excelを利用し、簡単な分析を行ってみよう!!①

いままでいろいろな関数やExcelの考え方等を記事にしてきました。
Excelの必須項目として、「Excelを使って分析をする」にちょっと足を踏み入れてみたいと思います。


RANK関数を利用し順位を求めてみよう


例えば、上の表です。
とある学校のとある学年の成績表です。

成績で順位をつけたいと思います。
今回の表は7名のみの表ですが、実際1クラス多いところで40名弱は居るのではないでしょうか。
そういった時に、関数を利用するととても効率よく利用できます。

順位を求める関数はRANK関数です。

RANK関数の引数は3つ。

数値・・・順位を求めたいセルを指定
参照・・・どの範囲内での順位なのかセル範囲を指定
順序・・・昇順なら1、降順なら0

RANK関数で重要なことは、参照と順序です。

参照は少しややこしく、Excel関数にとってかなり大事なことなので、別記事にしたいと思います。

昇順、降順の考え方

Excelにおいて昇順、降順の考え方も大事ですので、ここでまとめておきます。
この昇順、降順は、RANK関数だけでなく、並べ替え等の機能でも出てくる考え方なので、しっかり覚えてください。

昇順・・・数字の小さい順、あいうえお順
降順・・・数字が大きい順、あいうえお順の逆順

今回RANK関数は数字が大きいものを1位としたいので、降順の考え方を使います。

RANK関数をつかってみよう!!

RANK関数は順位を求める関数です。
まずは佐藤さんの順位を求めてみましょう。


引数は上記画像のように設定します。

数値・・・佐藤さんの成績を選択
参照・・・佐藤さんの成績がどの範囲の中で何位なのかを調べるため、全員の成績を指定
順序・・・今回は数字が大きいものが1位としたいため、大きい順の降順である「0」を入力

すると、佐藤さんの順位が2位と出ました!

ちなみにこれを昇順(数字の小さい順)にすると結果も変わります。

昇順が1、降順が0を忘れた場合は、関数のダイヤログボックスを確認すれば、解決できます。(下の画像赤枠)

しかし、昇順が小さい順、降順が大きい順というのは、覚えておかないといけません。

ぼくが、この指導をするときは、いつも階段の話をします。
階段は1段目から登(昇)り、大きい段から降ります。
なので、昇順は小さい順、降順は大きい順なのです。

どうですか?納得できれば、幸いです。

では、次回の記事では、参照の箇所を説明したいと思います。


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