【Vo.4】ExcelVBAを復習してみる【備忘録】勉強する上で大事な専門用語の話
Vo3はVBAのコードを書いていくためのVBEの操作方法を学びました。
Vo3の記事は以下からご覧ください。
オブジェクト・プロパティ・メソッド
英語や日本語、様々な言語には、相手に正しく意味が伝わるように順番が存在します。
VBAにも存在します。
英語や日本語のように、相手が人であれば、ある程度単語だけでも意味が伝わりますが、VBAは対コンピュータなので、正しい順番や綴りでないと意味が通じません。
まず、オブジェクト、プロパティ、メソッドが何をするものなのかを覚えないといけません。
オブジェクト
オブジェクトは、「なにを、どうする」の「なにを」の部分になります。
例えば、
①シートを、増やす。
②セルA1を、クリックする。
があげられます。
オブジェクトは、①であればシート、②であればセルA1ですね。
いわゆる操作を支持する際に、操作の対象となるモノのことです。
プロパティ
プロパティはオブジェクトの特定の属性を表し、その値を取得したり設定したりすることができます。
オブジェクトのプロパティに値を設定することにより、オブジェクトの見た目、形が変化します。
メソッド
メソッドはオブジェクトに動作を与えます。
さきほどの例でいけば、
①は「増やす」の部分
②は「クリック」する部分
以上の部分がメソッドに当たります。
例をコードで書いてみる
①シートを、増やす。
②セルA1を、クリックする。
以上の2つをコードで書いてみます。
①シートを、増やす
Worksheets.Add
Worksheetsがオブジェクトで、Addがシートを増やすメソッドです。
②セルA1をクリックする
Range("A1").Select
Rangeがセルを選択する際のオブジェクトです。
セルを選択するオブジェクトは他にもあります。Selectがクリックするの部分です。メソッドになります。
ここでなぜA1をダブルクォーテーション("")で囲むのか問題があります。
これはルールだからと割り切るしかありません。""をつけないと選択できません。
以上2つの例を見てみると、オブジェクトがきて、メソッドがきます。
メソッド→オブジェクトの順番はエラーになります。
必ず、オブジェクト→メソッドの順番です。
例ではプロパティが出てきませんでしたが、こちらも同じく、オブジェクトが先にきます。
オブジェクト.メソッドですね。
「.」も""と同じく必要です。
「.」は「オブジェクトを」の「を」に当たります。
まとめ
オブジェクト、プロパティ、メソッドについて学びました。
必ずオブジェクトが先にきます。
「なにを.どうする」の順番で覚えると良いですね。
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