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嫌われるのが怖い?気配り名人『水色』

さりげなく出したハンカチの色が『水色』。シャツの色や小物などに『水色』をよく用いるあの人。

そのさわやかで謙虚さのある『水色』を持っている人は、全体的なファッションも控えめな色を着ていることが多いはず。

そんな人の顔の表情を見てください。きっと「とても優しそう」「怒らなそう」、そんな顔をしていませんか?その優しさにつけこんで、無理難題を言って振り回して基本的に水色を持っている人は「NO」を言うのが苦手な人、よく言えば気配り名人なのです。

例えば、テレビで見るメイン司会者の横で微笑んでいるアシスタントのHさん。にっこりと微笑むそのやわらかい優しい笑顔は、心からの癒しを感じる和み系。いつもメイン司会者がスムーズに進行するよう気配りを欠かしません。

その気配りは当然、本番前から始まっています。まずは、出演者の皆さんへのご挨拶まわり。「本日はよろしくお願いいたします」と、1人ひとりにご挨拶をします。

ときには、お休みの日に焼いたクッキーの差し入れなどをすることもあります。そうでないときは、週末旅行に行ったときに買ったお土産を持っていきます。

また、新婚ホヤホヤのHさんは、どんなに自分の仕事が不規則で忙しくても、ご主人と一緒とるご飯とお味噌汁の朝食は欠かしません。「これ、うまいなぁ」と言ってくれることが毎日の生きがいになります。

また、隣駅に住んでいる年老いた両親のこともいつも気にかけています。お休みの日など、ご主人と一緒にできるだけ顔を出して元気かどうか確認しないと安心できません。ご主人が自分の両親をいつも気遣ってくれるので、そのことにとても感謝しています。

ただ、そんなHさんにも悩みはあります。この気配りが過ぎて、身体がSOSを出してしまうのです。いろいろ頼まれることが多く、ときにはその仕事量をこなすのに体力が追いつかないことがよくあるのです。

でも、頼まれた仕事を断わるなんてできません。相手のことを考えると断わりづらくそれよりも引き受けるほうを選択します。そしてその結果、自分の身体を痛めることに。

自己犠牲かと言われれば確かに自己犠牲かもしれませんが、「ありがとう」の言葉が生きがいな『水色』の人。いつも人の役に立ちたい、人に迷惑をかけたくない、と思っています。

このように律儀で誠実で礼儀正しいHさんは目上の方からとても人気があります。

また、この協調性でどこにも敵をつくらない人でもあります。

ただ先日、まったく意見の違う出演者の間に入ったときのことです。2人の意見をそれぞれ尊重していたら、2人から「君はどっちの味方なんだ!」と言われてしまいました。どうも優柔不断、付和雷同だと思われてしまったようです。『水色』の人の一番困ったところは、その場その場で相手に同調するスタンスをとること。結局は、その場に流されてあいまいな態度をとっていることです。

「いいですね」「そうですね」と目の前の人に相槌を打つので、いつまで経っても何か1つの答えを導き出すことができません。それを続けていると、まわりがイライラしてしまいます。

その態度が特に大事にならなければいいのですが、仕事の場でどちらかの意見に決定しなければいけない場合などは日和見主義な行動となります。そして、結果として人に迷惑をかけてしまいます。

しかし、本人は人に迷惑をかけている行動をしているとは気がつかないところが本当に困ったところなのです。

「気配り抜群でいい子だね、あの子!」と評判のいいHさんですが、その陰で先輩の女子アナウンサーからささやかれているのがこんなヒソヒソ話。

「あの人って、自分の意見や主張というものはないのかしら?それにいつも人に気を使ってばかりいるから、こちらも気を使わないといけなくて、疲れるのよ!」

それを陰で聞いてしまったHさんは、

深く傷ついて、会社を1日お休みしてしまいました。くれぐれも水色の人への批判はお手柔らかにお願いいたします。

「水色」と相性がいいのは
明るくリーダーシップをとってくれる「オレンジ」
一緒にいて安心の「水色」

「水色」と相性が悪いのは
攻撃的な「赤」
計算高いことが見えてしまう「ピンク」

「水色」の人の恋愛特徴
頼りたい
守ってほしい
尽くしたい

「水色」の人のコミュニケーション
一緒に仕事する人が「水色」・・・丁寧なコミュニケーション、仲間はずれはNG
上司が「水色」・・・感謝する
取引先が「水色」・・・さりげない気遣いメールを送る
学校の先生が「水色」・・・困ったことがあったらいつでも相談する
ママ友が「水色」・・・いろいろなことにお誘いのお声がけをしてみる
「水色」の対応に困ったら・・・不安にさせたり、答えを求めるように詰め寄るのはNG。出来事ではなく、気持ちをまず聞いてあげるようにすると心を開いてくれるでしょう。

あなたが「水色」を気にするとき
上品さ・清潔感を求めるとき

「水色」のイメージを持つ有名人
氷川きよし、高島彩、小泉孝太郎、草彅剛、井ノ原快彦

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