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社会常識とは無縁な不思議ちゃん『紫』

『紫』を身につけている人はそれだけで特別な存在感がありますよね。また、そのときのトレンドカラーでもない限り、『紫』の名刺入れや手帳を出されると「個性的な人だな」と思ってしまいます。また、カバンや靴などにも『紫』を好んで使っている人っていますよね。

そんな人からの暗黙のメッセージは「個性的な人だね、って言ってよ」です。

何よりも人と違っていることに価値を見出す『紫』の人にとっては、この「個性的だね」は「人と違った感性を持っているね」「独特の世界観を持っているね」と同義語で、最上級のほめ言葉となります。

では、反対に『紫』の小物やファッションの人に言ってはいけない言葉は何でしょうか?

それは「普通ですね」「常識的です」という言葉。『紫』の人にとって「変わっていない」=「平凡」。「普通」「常識的」=「何も特徴がなくてつまらない人」という図式が頭の中にあるのです。

そんな『紫』の人は、絵画や音楽など芸術的なことにとても関心が高く、人が真似できない独特のオシャレを楽しんでいたりします。また、何を考えているのかわかりづらいところが、ミステリアスな魅力に。

例えば、ジュエリーデザイナーのDさん。

「好きなことだけをしていたい」

「好きな人とだけ付き合っていたい」

「美しいものに囲まれて暮らしていたい」

そう子供のときからずっと思い続けてたどりついたのが、ジュエリーデザイナーという仕事でした。「君のセンスはいいね」なんて言ってもらえて、また新しいデザインを注文してくださるお客様とのやりとりは実に幸せな時間。

大好きな音楽を聴いて、大好きな家具に囲まれて、大好きな絵を飾って、そして大好きなジュエリーの仕事をして・・・。もう、これは最高です!

でも、デザインにこだわり過ぎて、コスト度外視になってしまうのが『紫』の人の特徴。「だって、この世に1つしかない良いものをつくりたいから」と、ビジネス感覚はほとんど皆無。芸術性を発揮できる仕事に没頭してしまいます。お金の計算はできません。だからこそ、独創性あふれる作品をつくれるのでしょうけれど。

また、現実逃避と妄想癖があり、現実を直視しなければいけなくなったときには海外旅行、映画など、いま目の前で起きていることを一瞬でも忘れさせてくれる世界へと足を向けます。

徹底して落ち込んだら、外界を遮断して1人で過ごすか、もしくは、そんな辛い自分の気持ちをわかってくれる人を探して会いに行き、相手の都合などおかまいなく喋り続ける、なんてこともあります。

目の前の現状よりも精神世界にとても興味があるのも『紫』の人。だから、精神世界の存在を否定する人とは気が合いません。

普通の会話の中にも「私たち、前世でお友だちだったよね」「たぶん16世紀のフランスで会ったことがあるよね」という話の比重が大きくなるのも『紫』の人。そんな会話を楽しめる人とは気が合うけれど、そうでない場合は、まったく共通点を見出せないのが『紫』の人の特徴です。

あらゆることにこだわりのない人には興味なし。また、そのこだわりのない人と表面上だけでもうまくやっていこうとはまったく思っていないのが『紫』の人のこだわりでもあります。

そんなDさんの住むマンションのお隣の奥さんからのヒソヒソ話は、

「お隣のDさん、いつも変わった格好で外出していますね。先日は全身『紫』だったのでちょっとビックリしてしまいました。どうも世間の常識とは違うようで」

自分の好きな人とだけ付き合っていたい『紫』の人にとって、近所付き合いは苦痛そのもの。人間関係が窮屈なところからは逃げ出して、自分のスタイルが保てるところを探します。

あなたも『紫』の人の世界観を理解できれば仲良くなれますが、そうでなければ、ただの「変わった隣人」と他者から思われがちなのが『紫』の人です。

「紫」と相性がいいのは
同じ感性の「紫」
いつも洗練されている「ターコイズ」
繊細さが心地よい「グレー」

「紫」と相性が悪いのは
がさつでうるさい「オレンジ」
美意識とはほど遠い「茶色」

「紫」の人の恋愛特徴
美意識を追求していける相手
相手より自分優先
年齢を超越
結婚の枠や形などにはとらわれない

「紫」の人のコミュニケーション
一緒に仕事する人が「紫」・・・まずはその人のこだわりを見つけて共感すること
上司が「紫」・・・つかず離れず
取引先が「紫」・・・無理なことを押し付けない
学校の先生が「紫」・・・具体的な勉強法の指導は期待しない
ママ友が「紫」・・・気乗りしていないものに無理に誘わない
「紫」の対応に困ったら・・・完全に距離をおくか、具体的なところまで問題を提示して返事を迫る。

あなたが「紫」を気にするとき
大人っぽく見せたいとき
人と違っていたいとき

「紫」のイメージを持つ有名人
YOU、GACKT、美輪明宏、松本人志、杉本彩、木村カエラ、井上陽水

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もっと詳しく知りたい人はこちら
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